2019年1月19日 (土)

腕時計の電池交換その2

腕時計の電池交換が思いのほか簡単に低費用で自分でできたことに味をしめて、片っ端から動かなくなった時計を見つけては電池交換している。

中には裏蓋が開きにくいのがあって、どこかでもらったAIRBUSの宣伝用の時計に手こずってしまった。裏蓋全体がネジになっている形式でスクリュー方式と呼ばれているらしい。本来は専用工具を使うのだろうが、とにかく回せばいいだけなのでドライバー2本でやってみたり、ネットに出ていたカラーボールを押し当てる方法も試してみたりす

Denchi2

るが固くて歯が立たない。ネットで探していくと腕時計用のcase openerという腕時計用のまさにこのための工具がたったの199円送料込みで売っている。
書き込みでは十分役に立ったと幾つもあるので半信半疑で発注する。到着まで10日くらい掛かることになっているので見るとchina postで送られてくることになっている。中国本土から直接くるようだ、それにしても送料は数十円位しかしないことになるのだろう、すざましい世の中になった。結局ほぼ予定通り11日後に配達された。袋の伝票を見ると出荷は大連市となっている。国際郵便でそのまま送られている。
ともかくこれを使って裏蓋開けにかかる。時計本体の固定は左手を使って水道レンチで鷲掴みにしておいて、右手でcase openerを2箇所の溝に当てて思いっきり回すと

Denchi3

あっけなく開いた。見るからにチャチな道具だったがちゃんと役に立つ、書き込みの通りだ。
中の電池はRENATA397とある。こんな名前のつけ方は見たことがない。調べるとスイス製らしい、互換品があってSR726SWとなっている、すぐにヨドバシに発注すると翌日には届くようだ。200円もしないし送料無料だ。
翌日届いた電池を入れると無事動き出した。ベルトもボロボロになっていたのでダイソーの100円の替えベルトを取り付ける。たちまち生きた時計が蘇る。本当に安く仕上がるのには驚くばかりだ、デフレというべきか。

Denchi1

次は婦人用のOPEXの腕時計の電池交換にはいる。簡単に裏蓋が開いて電池はと見るとSR626SWだ、この前替えた紳士用の大きめの時計と同じだ。どうも婦人用の機械部分を紳士用でも流用して使っているようだ。そんなこともあってブランド風の時計はどうやらこの電池が主流のようだ。
それにしても探せば動かなくなった時計が身近にボロボロ見つかる。こんなことから現代という不思議な時代を感じるのが面白い。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年12月30日 (日)

腕時計の電池を交換する

今月に入ってもう10年くらい使っているカシオの高度計付きデジタル腕時計(SGW-300H)が全く表示しなくなった。この前に電池を替えたのはいつだったか思い出さないほどなのでどうみても電池切れだ。

確か近くのホームセンターで電池交換してくれていたような記憶があって何かのついでに持って行って相談してみるが、これはこちらではできないという、確かにリスクがある割には大して料金が取れないということがありそうだ。

 

戻って他をネットで調べてみる。行きやすいところにある時計修理受付が見つかって電話して聞いて見ると3000円くらい掛かる、別の専門業者に送るという、耐水性が100mというのが問題のようだ。
他にもいくつか電池交換やりますというところは見つかるがクルマでは行きにくい様でどうにも面倒な世の中になった気がしてきた。

 

しばらくほっておいたがやはり不便なので何とか自力でやる方法はないかとネットで色々調べてみる。と、g-shockの電池交換を行う一部始終の動画や同じ型番のカシオの腕時計の電池交換手順の写真付き説明などが次々に見つかってきて、これは電池(CR2016)と先の細いピンセットを新たに調達すれば出来そうだとの感じがしてくる。
早速ヨドバシにピンセットと電池をネットで発注する、近頃はAmazonはなるべく避けてヨドバシにあるもので出来るだけ済ませるようにしている、どうにもAmazonという外資は日本の小売り業を破壊しているようにみえてなるべくそんなことには加担したくないという思いがある。

 

翌日の午前中には届いて早速取り掛かる。ベルトは外さないで行けそうなので裏蓋の取

Denchi

り外しから入る。開けると電池をカバーしている白いシールが見える、ネット情報に従いシールをはがしてその下の電池抑えと電池が見えるようにする。

 

電池抑えのツメがなかなか外れなくて少し手間取るがg-shockのyutube動画をじっくり見ていじっていると何とか外れる。ここまで来ると電池を入れ替えるだけだ。

 

蓋にくっついて外れたパッキンは一旦外して紙で拭いて時計の本体側の溝に押し込むようにセットする。ここがずれると防水が効かなくなるはずだ、これならよかろうというところで蓋を元のようにかぶせてねじを締めて出来上がりと

Casio

なる。シールにはacマークとマイナスを短絡させてリセットするようにとあったが、しなくても普通に動き始めたのでこれはパスする。
時計合わせをして暫く使っているが何の問題もない、なーんだと思う位だ。
気をよくして電池切れになっているその他の腕時計も、ととりかかる。まずは裏蓋を開けてみて電池を確認して電池発注という手順になるのですらすらとはいかないが何とかできそうな気がしている。結構面白い。

Kc

(今のところ電池交換したのは-カルバンクラインの腕時計 k26221  電池:SR616SW 、MONTINE腕時計  電池:SR626SW,それに上記の カシオ腕時計 SGW-300H  電池:CR2016 )

 

やっぱり何でも自分でやるそういう世の中になったなあ、そんな感慨がある。時代は進んでいるというべきなのだろうか。

Montine

Montine1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年8月21日 (土)

心拍計その2

ジョギングに使う心拍計を買って1年がたつが突然作動しなくなった。販売元に状況を伝えて現品を送ると電池の接触が悪いようだ、蓋と電池の間にスペーサとして紙をかませればいいようだ、と送り返してくる、ともかくその様にして数回トレーニングに使ってみるがまた動かなくなる、よく見るとベルト送信部の接着が剥がれてきている。これ以上手を入れてももはや無理との感触だ、買いなおそうとネットで心拍計の検索を始めて驚いた、1年前に較べ随分と商品がヒットする、それも安いものから順にバラエティに富んできているし全体としても低価格化している、ここに市場があると見て色々参入してきた図式だ、どうやら健康機器Solus に需要が動いているようだ、そんな時代なんだ。ともかく最もシンプルで価格も手頃なSOLUSの腕時計タイプをAmazonで発注するとすぐに届く、中国製らしい、で大丈夫かと早速トレーニングしている健康の森で施設の心拍計を借りて比較しながら運動してみる、機能はまともで値もいい、使えそうだ。ネットでもう少し調べるとSOLUSという腕時計ブランドは心拍機能で勝負しようとしているらしい、そこそこのものの感じがする。
こんな風にしてデフレが進行しているのかもしれない、とふと思う。壊れて買いなおすと同じ程度の機能であれば大抵安くなっている、それを当然のように受け止める。価格検索サイトでも大体が時と共に価格は下がってくる。デフレでは借金の重みが次第に増していき投資意欲を損ない経済が縮小均衡に向かう、資本主義社会では始末に悪いというのが教科書的な見方だが、製造品に限れば いいものを安くとの技術が進みそのようなことは常に起こる、一方で価格でなく消費する財のトータル価値は上がり続けている。考えてみれば随分前からそうだったのが古典的な需要ー供給のアンバランスのもたらすインフレで覆い隠されていただけで バランスが取れてくると本来的な価格低下が隠しようもなくなったとの気がしてくる。経済のものさしを変えねばならなくない時代にさしかかっているようだ、GDPでなく、幸せの尺度を使わねばならない時代なのだろう、考えてみるとノーマルな時代になってきたようだ。
物が壊れると時代を読めてくる、落胆からどこかわくわくする感じに変わっていく、その気持ちの移ろいが面白くもある。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年5月 9日 (日)

壊れることで前に進む

便利に使っていたガーミンのハンディGPSが全く衛星を補足しなくなった。見通しの良いところに一晩置いても全く捕捉しないのでは故障としか言いようが無い。試しに初期化してみたがやはりむなしい。保管場所から取り出す時に床に落としたのが悪かったのだろうか。他の機能は全部動くのでアンテナ線が外れたのだろうと思って中をあけてみるがアンテナは基盤に固着されていてアンテナ線など見当たらない、簡単には故障しそうに無い、しかし動かない。やっかいな故障のようだ。これではゴミにしかならない。GPSにあまりお金をかけたくないが買わねばならない、しかし直ぐの連休の遠出には間に合わないかもしれない、困ってしまった。ともかくヤフオクで地図つきの使用品のオークションを色々試してみるが悉く競り負けてしまう、どうにEtrexh も旨く手にいらない。こんな時は諦めが肝心と新品のオークションで最もシンプルな地図なしのものを買うことにする、セミプロのような人が販売していて勿論こちらは即座に落札でき、直後に送金するとその日のうちに発送してくれた。普通にネットのショップで買うよりは3割ほど安い。eTrex Hという製品だ、今までも地図なしで十分役に立っているがネットで見ていると精度が高まったとある、大したことはあるまい、元のと大方同じだろうとタカをくくっていたが届いたものを動かしてみると全然違う、ポケットに入れたままでもちゃんと受かる、旧型はなるべく見通しの良くなるように肩に乗せたりぶら下げたり、気を使わないと旨く受からなかった、随分な違いだ、ばらつきも僅かだ、これはいい。今度も地図なしだが、事前に行く先のポイントを幾つか入れておいて これを記入した紙の地図をみれば現在位置は確実にわかるし事前に点を入れることで頭の中で計画ができるのもいい習慣になる、野山を歩くにはこの方がいいくらいだ。
物が壊れて、少しばかり進んだものを手にする、壊れやすいことは何か新しい世界へ進んでいくことと関係がありそうだ、昔よく言われた ソニーの製品は保証期間が終わるととたんに壊れる、という都市伝説も進歩の象徴だったのかもしれない。それにしても 前に進めばゴミが出る、か、中国はいまにゴミだらけになりそうだ、今のうちに行っておかねばならない、もう手遅れか、動かなくなった旧型の黄色いガーミンを見ながらそんなことに色々思いをめぐらして楽しんでいる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月18日 (水)

現在を手にする

もう8年くらい使っているsonyの8mmビデオカメラの動きが悪くなって、今や大きくて重いと嫌になってきたのもあって、買い換えねばと思っていた。今買うならハイビジョンだ、しかしハイビジョンは撮った後でブルーレイに焼くのかと思うとこれも買わねばならなくなるのでは物入りだ、どうしようかと考えあぐねていたところ、17000円台のフルハイビジョンカメラというのがネットYashica ででていて、後先を考えずつい衝動買いしてしまった。YASHICA AVDでなくてADV535HDというカメラで2ヶ月くらい前に発売になったものだ。(ヤシカプランドだが昔のヤシカと技術がつながっているわけではなく、ヤシカがつぶれて京セラに買われた時に一旦香港の会社に出ていた商標権を買い取ったに過ぎない、エグゼモードというのが販売元の会社名だがこの会社もこの10月フリービットという会社に買われてしまった。流転の宿命を背負った名前のようだ。)SDメディアに書き込むタイプでとにかく軽くて小さくて電池もまずまずの持ちのようで使えそうだとの予感だけでクリックしてしまった。早速翌日届いて直ぐに飯豊山麓の旅に持っていって試してみた。4Gのメディアで1時間だから短い旅には十分だ、電池もこのくらいは十分持つ計算になっている。写し始めてみると軽くてやたら手ブレする。大体が三脚に乗せて静止画のように写すのがよさそうだ。2-30秒のカットを合計30分ほど撮って戻ってテレビにつないで見てみる、画像はフルハイビジョンだけのことはあるが30コマ毎秒ではどうしても動きのある画像はパラパラ漫画の風情が残る、精緻なだけにどうしようもない。3脚に固定して静止画のようにして撮った動きの少ない画像はまあ見れるので使えなくも無い。(飯豊山麓の秋、YouTube)。パソコンで見るとやや処理が追いつかないようで時間が少し引き延ばされる、パソコンももっとビデオチップのましなものがついたのを買わねばなわないのだろう、フルハイビジョンはとかく要求が多い。パソコンに落として普通のDVDに焼くのもなかなかうまいやり方が見つからない、かろうじて音無しなら出来るようになった程度で今はつないで見るだけだ。ともかくこのカメラは構えずにYouTubeに投稿したりして遊ぶのに最適なような気がしている。
テレビがハイビジョンになって、ビデオカメラのメディアがSDのようなカードになって、やっかいなものをたくさん背負い込んでいくようだ。今まで撮り貯めたDVテープもビデオカメラが不調になればゴミと化す。そうはいっても簡単にあきらめるわけにはいかないが、ハイビジョンに見慣れると昔撮りためたDVDは画像が荒くて感じるものが今ひとつになるし ビデオテープに至っては一年に数回見るかという程度だ、持っていても持っているだけの物になっていく。まだ手元にもないブルーレイディスクはこの先どのくらい持ちこたえるのだろうか。こんなものに次々に金を注ぐのはどうしてもためらわれて、適当でいいか、と思ってしまう。不況になるわけだ。ビデオはこのまま衰退するのではないかとさえ思ってしまう。行き着く先が見えない。
デジタルな機器は時代を反映していると思っていたが このビデオカメラを見ているとデフレから脱却できずに混迷している今そのもののように思える、確かに今を手にしていることには違いないようだ。

| | コメント (0)

2009年2月 7日 (土)

携帯は時代を映し

携帯電話をズボンに入れたまま洗濯してしまって携帯を買い換えざるを得なくなった。N703iμの薄くて軽いのが気に入っていたのだがそれが災いしてかこんなはめになった。近くのドコモ店に行くと一応水濡れ用電池が用意してあって電池だけ換えて中のデータが取り出せないか見てくれるが、洗濯したのではとてもだめだ。同じ機種の新しいものと買い換えるか1年3ヶ月しか経っていないのでまだ何とかなるだろうと思っていたが、もはやこの型は在庫がないとの返事がくる、命が短い携帯の世界だ。店に展示してある機種の数も以前よりだいぶ少なくなってバラエティーがなくなっている、日本の携帯業界の元気を失っていく様を感じてしまう、ガラパゴス化というより南極化のようだ、寒々としている。ゼロ円携帯のビジネスモデルはいんちき臭かったがその胡散臭さが良かったのかもしれない、今や5万円携帯だ、価格を聞いてビックリする。やっぱり薄型軽量がよくて、店にあるもので最軽量最薄型を探す。結局D705iμというのを選択して割引やら何やら値引きやらをフルに使って1万3千いくらまで下がるがこれまでだ、しょうがない。三D705im1 菱電機は携帯から撤退したと思っていたがまだ売っている。ともかくこれが最後の作品なのだろう。ストレート型で厚さ10.2mm重さ82gだから元のより更に薄くて軽い。以前Dも使っていたことがあって思い出しながら使い始める、電池の持ちが今ひとつのようだが小さい分しょうがない,Yシャツの胸ポケットに入れても気にならないところがいい。サンヨーの携帯部門は京セラに売却されたが、三菱は携帯部門を売却することも無くそのまま止めてしまった、色々あるのだろう。最後の思いがこもっているようで大事にしなくては。
携帯がキラキラしたものを失って勢いが無い様はどこかいまの日本を象徴しているようだ、こんなところにも時代の生々しい切り口が現れて、携帯は時代を映していて、それが面白い。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月14日 (金)

デジタルな消費

Zumi 写真がたまってはネットで写真を焼いている。送料込みで1枚11円位だからフィルムでの現像と焼付に払っていた合計より安い。写真に焼かなくてもデジタルなままでもいいか、という気もするが、デジタルな記録は見える形に落とさないと一抹の不安がある。ともかくメディアのSDカードを保存用のCDromに焼いては写真にも焼いてクリアしている、こんなことは長くは続かないかもしれない。近頃はSDカードはとても安くなったので一々CDromに落として保存しなくても良くなったようにも思うが、一体このSDカードがいつまで読み書きできるのだろうか、10年持てばいいほうではないか、(勿論CDromもしかりだが)、フロッピーはもはや時代のかなたに飛び去ったがせいぜい15年位前のものではないか、同じ運命をたどるのではないか。最近はSDもマイクロSDに押されてきたように見える、アダプターをつければ使えるのだがそのうちアダプターが効かないのが出てくるのではないかと思ってしまう。なにしろ2年で集積度は2倍になるというムーアの法則がまだ力強い、10年たてば15倍の密度になる、SDの仕様では持たない。デジカメの寿命も頑張って5年ではないか、こんなめまぐるしくも消費し続けるデジタルな文明はどこで終りが来るのだろうか、デジタルの先にはバイオがある、そう考えられ続けてきた、そろそろ生物の領域に踏み込んでこられたようにも思う、10年もたてば遠目には変わらずともうごめいている小道具はまったく新たな領域に進化しているに違いない。どこかでアナログに定着させなければ人類の記録そのものが保持されなくなることになりそうだ。結局デジカメの記録をもう一度ネガフイルムに焼き付ける時代が来るのではないだろうか。
そうはいってもアナログは場所をとる、現に本に部屋を占領されていて、増殖はなかなか止められない、紙は溜まる。どこかで整合させなければと思いつつ先へ先へと進んでいる、いつも思う、どこへ向かっているのだろうか。誰もコントロールしていないのだろうか、先には終末しかないのだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月10日 (水)

モバイルパソコン

6年使ったダイナブックが故障を頻発するようになり、この際だからと新しいモバイルパソコンをネットで発注した。エイサーのAspire-oneという発売寸前のものだ。ハードディスクAspire1 も120Gとそれなりに大きくてDVDがついていないほかは性能十分な割りに小型で送料含めても55000円位で安い。DVDは外付けのKEIANのKA-BP14Tというのが最も小型で送料含めて8000円弱だったのでこれを別途買うことにしてAspire-oneの到着を待つ。Aspire-oneは発注が多かったのか発売日の8月23日からやや暫くして送られてきた。早速色々動かしてみる、画面が美しかったり他は快調なのだが無線LANが認識できない。これではモバイルにならない。エイサーのサービスとナビダイヤルで電話代を気にしながらやり取りを重ねるが埒が明かず送り返してハードを確認してもらう、しかし異常ないとまた送り返されてくる。NTTの無線LANルーターの設定かとルーター設定のページを開きながらNTTにも問い合わせるが設定は正常だと返ってくる。困り果てて再度エイサーのサービスに当たると、今度は少し違うことを言い出す、NTTのルーターの設定のチャンネルを変えてみては、というのである、設定は12となっている、それならば11に変えてみてくれ、変えてうまくいった事例がある、という、どうやら同じようにトラブルの顧客があって知恵がついてきたらしい。設定を変えてみるとなんとうまく認識を始めた。2週間ほどすったもんだしていたのがうそのようだ。12を11に変えても周波数は僅かしか変わらず混信とは思えない、何かのマッチングで受からないチャンネルがあるのだろうか。
ともかくめでたしだがパソコンのトラブルは疲労感が多い、ソフトが複雑に組み合っているだけにハードなのかソフトなのか何が原因なのか単純な思考では解決できない、あれやこれや試していると時間ばかりが砂のように流れ去っていく。何かの試練のようにさえ思えてくる。以前よりも明らかにトラブルがやっかいになってきている、どこまでこんなことは進んでいくのだろうか。どこかで人類は複雑化の重しに耐え切れず前進を投げ出してしまうのだろうか。それはもう近いのだろうか、そんな気もする、しかし解らない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月 5日 (月)

PCMレコーダー

Ps1000m_2  野鳥の声の録音をしばらくHiMD(sonyMZ-NH1)+AT822で録音しているが、HiMDのメカに不安があって録音失敗がしばしば起こる、このあいだなどは前の録音もろともHiMDディスクが2枚もfile-errorになって消えてしまった。もう限界かという気がして最近はやりのメモリーカードに録音するPCMレコーダーを買ってきた。当面はHiMDとパラレルに録るつもりで、2台運用可能なようになるべく軽くてバッテリーの持続時間が長いもの、として、出たばかりのサンヨーのICR-PS1000Mを選んだ。メディアはマイクロSDだが携帯がマイクロSDで席巻されつつあるようでしばらくは入手性がよいとの読みもある。気になる価格は.comで調べたのを見せたらヨドバシで30,800円にしてくれた、最安値より僅かに安い。買って帰って直ぐにHiMDと比較してみる、ついてきたイヤフォンの性能が良くないので最初はこれはひどい音質だ、と落胆してしまったが、HiMDで使っているイヤフォンで聴き較べると、ともかく使えそうだ。声紋をみるとバックグラウンドノイズが何故か高周波数帯までうっすらとかかるのは少々いやになるが普通に聴く分には問題になるようなものでもない。HiMDの補助としては十分使えそうだ。それにしてもHiMD+AT822の音のよさを改めて認識する、これは大事にうまく使っていかねば、捨てるなんてとんでもない、と思ってしまった。フィールドで両方を使ってみると、ICR-PS1000Mの直ぐに録れる便利さは圧倒的で、HiMDは落ち着いて録る時、と、役割分担すれば丁度いいようだ。グリップノイズも小さいようで手に持ったまま録るのでいける、また、録った音を内臓のスピーカーで直ぐに確認できるのもいい。

しかしデジタル機器の勢いは方向が決まれば止め処が無い、PCMレコーダーに何がしかの需要があると見定めると各社一気に出してくる、今年に入って新製品のラッシュだ、そうはいってもこればかりはちゃんとした環境で個別に録音して聞き比べて買うなど現実には不可能に近い、結局一種のイメージで買ってしまう事になる、不思議な商品だ。なんにでもそんなところはあるにせよ、だが。

ともかくはやりのデジタル機器はそれ自体が時代の今を背負っていてそこが面白い、暫くは遊んでみよう

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月23日 (土)

パソコンが死んで

Sotecのパソコンが死んでしばらくほっていたが、大分邪魔になってきたので遂に捨てることにした。ディスクトップパソコンを普通に捨てるとなると、リサイクル料やら引き取り料やらで1万円近くかかる、馬鹿にならない。なんとかならないか、とnetで探していると無料か安く引き取るというところがいくつかある。多分中古品として扱って輸出するのだろう、廃棄しなければリサイクル料はいらないはずだ。電話してみると、宇都宮では引き取り費用が2500円位かかるという、リサイクル料より大分安いので話を決めて、日を置いて引き取りにきてもらうが埼玉ナンバーで、わざわざきたようだ。それでも利益が上がるのだからいい商売なのだろう。データが出回ると危ないのでハードディスクとメモリーは了解のもと外しておいた。記憶ではIDEのハードディスクをUSBで別のパソコンにつなぐ接続器が売られたはずだ、そのうち入手して読めれば無駄が無いと思ってやはりしばらくほっていた。思い出して、何とかしなくてはと、やはりnetで探してみると以前売られていたモデルがバージョンアップして少し高くなったものが見つかった。送料込みで3000円強くらいなのでまあいいか、と取り寄せてみる。上海問屋というところで扱っているEG-SATA56という製品だ。接続できるハードの種類が増えている。とEg にかく死んだパソコンからはずしたIDE内臓ハードディスクを説明書にしたがってつないで、今使っているノートパソコンのUSBにつないで見る。認識に少し時間がかかったがスレーブとして使っていた健全な方のハードディスクは問題なく読める。外付けハードディスクとして十分使える。少しもうけたような気がする。マスターとして使っていた傷ついた方のハードディスクも試しにつないで見ると、一応認識して読みにかかるが途中で動かなくなる、これは少し危ない。もう止めた方がいい。しかし多少傷ついたハードディスクの個別の回復は、危険をうまく回避しながらやろうと思えばこうやって出来るのかなという感じがする。少し知恵が増えた。
健全な方が調子よく動いて、気になっていた記録がとりだせるのでとにかく一安心してちょっと気をよくした、やってみるものだ。

それにしても、あまりに簡単に読める。パソコンのセキュリティなんかは破ろうと思えばいくらでもやり方はあるという気になってしまう、思えば危ない時代になってきた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)