2012年2月 8日 (水)

やっぱりスキーは止められない

荒れた冬の強風が収まりを見せたこの週末、2年ぶりにスキーに出かけた。ここらで滑っておかねばもう滑れなくなってしまうのではないか、そんな脅迫感に押されていた。この先の天気や雪の悪くなりさ加減を思いやるとこの週末がどうみても外せない日に思えていた。場所はいつものハンタマだが報道される豪雪でここも道が大丈夫だろうかとそれも気になっていた。
日曜の朝まであれこれ迷った末とにかく出かける。鬼怒川側から日塩もみじラインに入るが道の雪はよく除雪されていて問題ない。車も少ない。高度を上げていくとさすがに道を雪が覆うようになるが危ないところはない。何のこともなくスキー場について見渡すと日曜だけあって駐車場にはクルマが多い、横浜や水戸のナンバーが目に付く、それに小さい子供をつれた家族連れが多い。ゴンドラを繰り返し使っては滑り降りるのだが2年ぶりで少し変わってきた雰囲気を感じる、大学D1010243生が減っている、熟年までは行かない夫婦や若い就職している仲間風や家族連れとの同席が多い。クルマ離れもあるのだろうか。
久し振りの斜面だがエイッとトップから滑る、スピードが出すぎになるが次第になれてくる。しかし足が痛い、普段使わない筋肉が悲鳴を上げている、痛いくらいが丁度いいと更に滑る。起伏を利用したターンの感触も戻ってくる。急な斜面に身を投げ出す感覚、コントロールのギリギリまでスピードが上がっていく感覚、面白い。

少々お金のかかる遊びだ、いつまでこんなことしていられるだろうか。
先のことはなんとかなるさ、暢気に思っている。温泉を浴びて帰路に着く、やっぱりスキーは止められない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年1月31日 (日)

スキーを止められない

周期的に暖かい日が巡って来るようになった。今日は随分と暖かく穏やかな日だったが明日の夜は雪になりそうだ、そろそろ里には春の息吹が感じられる日々となりそうだ。
週末の土曜にゲレンデスキーに今年も出かけ た, なんとか年1はキープしたいと思っている。場所はいつものハンタマだ。なんとなく最近山には雪が降っていたような気がしていて くたびれかけたスタッドレスタイヤを気にしていたが、スキー場への道を登っていってもそんな心配は無用だった、全てがドライな路面を走る。着いて、またちょっと驚いた、駐車場を埋めるクルマの数が多い。スキーやスノボはもはや若者にははやらなくなってしまった、と聞かされていたが、違ったようだ。かっての賑わいがここにある。高速1000円が効いたような気もする、歳を重ねても続ける人が増えたかもしれない、確かに45歳以上のシニア券の利用を告げるリフト乗り場の自動音声の声がしばしば聞こえる様にも思える、しかしとにかく若者が多い、心強くなる。
クルマを降りて身支度をしようとした時、携帯落ちましたよ、と隣のクルマから降りてきた若者が教えてくれる、ポケットから滑り落ちたようだ、近頃とりわけ大事なものを落とすようになってきた、何かの危ない兆候かもしれない、今日なぞは出かけた先で車のキーを落としてしまって冷や汗をかいた、クルマのそばに落ちていたのが見つかって一応救われたが物忘れならぬ「もの落とし」はもはや危険なレベルになっているようだ。
毎年同じことが繰り返せる、と思っていても次第にそうは行かないことを時々思い知らしめされる。スキーは今年も何事も無く楽しく滑れたがいつかは終りが来るのだろう、しかしそんなもの恐れることなく、ぽろSki2010ぽろとものを落とすのが加速してもそんなことにもめげず、押し切るように先にいきたい。
ゲレンデスキーにそんなに意味があるのかと問われてもしょうがないが、怪我をするギリギリまで速度を上げていく面白さが、生きていく感触に似ているところがあって、止められないのだろう。

| | コメント (0)

2009年2月11日 (水)

スキーはやめられない

冬は雪遊びが楽しみなのだが、天気や都合やなかなかタイミングが合わなくてやっとこの間ゲレンデスキーに行ってきた。前にしょっちゅう行っていたときも感じていたが、休日には時間があれば必ず行くと構えてもシーズンで7日も行ければ上出来の部類D1010002_2 だ、熱意が少し冷めると年1回がいいところになってしまう。スキーの板も暫く買っていない、今やちょっと長すぎる、でも滑りたい。とにかくハンタマへ出かける、思いのほかクルマが多くて、小さい子供連れの家族が目に付く、団塊ジュニア世代が子連れで楽しんでいる風だ。団塊の世代は戦後そのものだ、ここにも先の大戦の時を経た波が届いている、この先第3世代第4世代へと波は伝播しそうだ、いつまで続くのだろうか。勿論大学生も多いようでゴンドラにて同乗する若者から聞こえてくるのは大体が大学の話だ。スキー・スノボはそう簡単にはすたれない、スキー場にたどり着くにはそれなりの装備と努力が求められるにもかかわらず、だ、健全だこれは。雪はこの時期にしては良くない、春のようだ。2月のはじめでこうでは、もっと北へ行くしかない、がちょっと思い切りが要る、一人で走っていくには限りがある、同志を募るしかない、しかしそれも面倒だ、やはりあきらめスキーになってしまう、それでもいい。ゲレンデは混んでいるという程ではないが適当に人がいて飛ばしていくとぶつかりそうになる、逃げ切れない場合もある。トップからの斜面は心地よいが用意されたコブ斜面はうまくいかない、最近の短いスキーに換えねばと思う、が年1回では躊躇してしまう、時が脇をざあざあと流れていく。
ともかく、急斜面に身を投げ出してスキーに乗っていく感覚がよくて、怪我の危険と背中合わせの感覚がむしろよくて、リアルに生きていることを感じるのがよくて、スキーはやめられない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月27日 (土)

このまま毎年暖冬になるとはとても思えないのだけれども

今年は本当に暖冬だ。エルニーニョが出ているのが直接的原因と言われてKaionn いるが、そもそも何でエルニーニョの原因となる赤道付近の貿易風の弱まりがおこっているのか、西太平洋の気圧(代表的にはオーストラリアのダーウインの気圧)が高くて東太平洋の気圧(代表的にはタヒチの気圧)が低くなるのが原因だがそれ以上はよくわからない。今年はペルー沖も海水温が高いが西側に当たるニューギニア沖だってそれ以上に海水温が高い、こちらはエルニーニョのせいでもなかろう。地球温暖化というのが簡単な説明になるがそればかりでもないように思える。地球の熱収支に温暖化ガスが重要な役割をするのは解るがCO2ばかりでなく水蒸気も重要な温暖化ガスだ。こちらのコントロールはあきらめてCO2だけをターゲットにしているのもなんとなく納得しにくい。政治的なあるいは感覚的な議論でなく科学的説明がきちんとなされる必要があるように思える。

久しぶりにハンタマにゲレンデスキーにいった。暖冬で雪が少ないというのHuntr ならハンタマなんかが混みそうな気がしていたが、そんなことはなかった。もはや年1になっているゲレンデスキーだが、トップから下まで一気に普通に滑れていい運動になる、長くやれるスポーツだこれは。すいていると休みなく滑って疲れてしまう。
ゲレンデ板に飽きてきたのでテレマークスキーの練習をやってみたがこれは難しい。とてもスイスイと滑れなくて情けなくなる。いまから踵が固定できなくてその上柔らかい靴のテレマークを学ぶのはもう無理なのかな、と思えてしまう。山ですべり下りるにはやはりディアミール+山板+固い靴が合ってるような気がする。なんとか軽いセットがあればいいだけなんだが。

去年は平年以下の寒い冬だったからこのまま毎年暖冬になるとはとても思えないのだけれども、冬の遊びは出来る内にやれるだけやっておかねばという気がしてくる、いつまでやれるか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)