2017年9月30日 (土)

移ろいゆく時・変わりゆく景観


1週間ほど前、思い立って干潟の野鳥を見に有明海の大授搦に出かけた。

これには前段があった。その前の日久しぶりにヨット遊びで小戸のヨットハーバーを訪れた折、終わった後つ

Tounen

いでだからと隣の小戸公園のほうへ鳥見でもと見に行った。浜の水際にチドリのような小さなシギが20羽位来ているのが目に入る。家族連れが多くて小さい子供がシギを追っかけるものだからなかなか落ち着いてみたり写真に撮ったりできないが後で調べるとトウネンのようだ。もしやヘラシギでも混じってはいまいかとつぶさに見ていくがいない。最近博多湾でヘラシギが出たとテレビで流していたような記憶があってもしやここのことかと思ったりしていたがそうではなかった。しかしこんなところにこんなシギがまとまってくるとは、そんな渡りの時期になったとの感慨があった。
それにしてもトウネンを見ても即座にトウネンの名が浮かんでこなかったのが気になった。これはいけない、時々シギチドリはちゃんと見てないとすぐに忘れそうだとの一種の強迫観念があって、翌日有明海の大授搦に出向いたという次第だ。

大潮から中潮に移るあたりで11時20分頃満潮というのも行きやすくて背中を押される思いで出かけた。

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8時半頃普通に自宅を出て満潮の1時間半くらい前に到着した、鳥のいるラインは若干離れているが、これから潮が満ちるにつれ寄ってくると思うと丁度いい距離感だ。
ダイゼンが多いが夏羽が変わりつつあって模様はいろいろだ。面白い。トウネンもまばらにいる。ヘラシギはと探すが見当たらない。シロチドリやダイシャクシギ他色々いるが識別はいまだにすらすらとはいかず、進歩がないとまた思ってしまう。
でものんびり移ろい行く秋の日を干潟で過ごすのは悪くない。気持ちが緩む思いだ。
9月はおやと思うことが毎日のように起きてきた、季節ばかりでなく、色々な事象の変わり目でもあるようだ。



干潟へ行った翌々日、福岡・六本松の九大教養学部跡地の再開発で新しいビル(六本松421)がオープンしたとあって出かけた。小さいころから何度も見ていた場所が大きく変容したことに
なる、見たくなるし、初日なら何か配られているかもしれないという期待もある、まったくの野次馬だ。

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福岡市科学館が入るビルの中にあるTSUTAYAとスーパーが先に開店した、科学館本体は10月1日開館ということらしい。
駐車場がどうなっているのかネットでもよくわからなかったが、どうにかなるだろうと正面なら右折で入ることになる西のほうからアプローチした。近づくと敷地の中央にPのマークが見えて右折でも曲がりこめるようになっている。満車ではないようだ。上り下りがすれ違うようになっている駐車場でやや狭い感じがするが上がってとにかく空いたところへクルマを押し込む。とめた階は丁度TSUTAYAのフロアーと同じでそのまま店内に入る。
武雄図書館のTSUTAYAのように軽食が売られており飲食しながら本を手に取れるようになっているが混んでいてあまり落ち着かない。手

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に取れるところに色々本が置いてあるが、こんな本があったのか、という感じは武雄のほうが数倍優れている、普通では目にしないいい本がある、という印象があまりない。マスに合わせようとすると結局こうなるかと思ってしまう。それでも探していると、おや、という本もあってせっかくだからと買い込む。「シンメトリーの地図帳」という文庫本だ。かねがね自然の織り成すシンメトリーが気になっていた、自然科学の公式でも何故かシンメトリーが現れるようなところも引っかかっていた。こんな時に買う本としてちょうどいい。

1階のスーパーも覗いてみる、ちょっとおもしろそうなところはあるが驚くようなほどでもない、適当に引き上げる。

干潟の野鳥のように毎年繰り返される変化も、昔からなじんでいた都市景観の新たな変化も、変化はなんでも面白い。生きるということは結局は変化の中に身を置き続けることかもしれない、ふとそんなことも思った。変化の日々が過ぎていく。

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2017年9月20日 (水)

小笠原への旅ーその3

小笠原への旅、続き。

5日目 南島・ドルフィンスイム・出航
この日は15時半に東京に向けて出港する予定だ。
出港までの間の過ごし方とをどうしようかと思ったが、小笠原の海で兎に角遊びたかった。父島自然遺産の核心部とみられる南島への上陸ツアーとシュノーケル・ドルフィンスイムがパックになった半日ツアーがあったのでこれこれと事前に申し込んでおいた。
小笠原観光が主催するツアーだ。事前申し込みで一人4800円と割安感があったのもある。結果的にこのツアーが費用対感動比が最もよかったツアーだったと思う。小笠原では恐らく一押しのツアーと言っていいように思われる。

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水着を付けて8時15分に事務所に集合、20名弱いる。泳がないという人も数名いる。やり方のざっとしたところの説明を受ける。ドルフィンスイムはライフジャケット無でシュノーケルと足ひれでイルカと泳ぐというのが標準だが、勿論外洋だ、足がつったりすると厄介だからライフジャケットはつけることにする。速くは泳げないがイルカと一緒に泳げなくても見物はできるだろう。
青灯台のところから小型の船に乗って出発する。まずは南島を目指すがその前にもうイルカ発見!準備してくださいの声がかかる。やや不安があって要領や注意をよく聞きたい組はインストラクターから船上で細かく要領を聴くことに時間を費やし1回目はパスする、もちろんこの組だ。直ぐに2回目の準備してくださいの声で共にシュノーケルや足ひれを付けて合図とともに船尾から次々に海に入りイルカのいる方向へ向かう。先の方にイルカが水面近くで泳いでいるのが見えて追いかけようとするがとても追いつけない。程なく海上で集合となり

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船に上がる。大体感じは解った。イルカを見るシュノーケリングと思えばそんなに間違いはない。


南島に近づいて今度は南島上陸となる。船はかなり岩が迫っている水路を抜けて鮫池とよばれる入江に入り船のへさきから南島に上陸する。あたりにはモンバノキやクサトベラと呼ばれる柔らかい低木の木々が一面にはびこっている。他では見れない景観だ。

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まずは東側のラピエと呼ばれる鋭い石灰岩でできた尾根にちょっとした登りを上って見晴らしの良いところに出る。

 

 

 

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なかなかの絶景だ。石灰岩とサンゴが作り成す景観が他では無い切れ味のいい眺めをつくっている。

 

 


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来た道を下って今度は扇池の方へ向かう。途中ミズナギドリの巣が低木の間にあり雛が動いているのが見える。こんなそばでミズナギドリの雛を見たのは初めてだ。これは貴重だ。

 

 

 

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サンゴでできた砂の扇浜でマイマイ(ヒロベソカタマイマイ)の化石群を見る。

 

1000-3000年前の化石で今は絶滅しているという。この島は変わり続け走り続けているような気がしてくる、地球そのものに接しているような気分だ。

 

 

 

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また砂の中に生まれてすぐのウミガメの赤ちゃんが海までたどり着けなくて死んだばかりの様も見る。厳しい自然だ。

 

 

 

 

 

 

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水際まで行くと、うまく水の中に入れたウミガメの赤ちゃんが必死に泳いでいるのが目に入る。初めて見た。こんなひ弱な姿で生き延びられるのだろうか、もう親はそばにはいない。

自然の不思議を見る。

 

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扇池が海とつながるあたりの自然のアーチは小笠原紹介の写真でよく見る光景だ。絶景ポイントだ。

本来はこの海で遊べればと思うが自然保護の意識がとてもそんな大それたことはできないと思わさしめる。ずいぶん昔の写真で尾瀬ヶ原にクルマが入っていた光景を見た記憶がよみがえる、とんでもないとしか今は思わない。時代とともに変わる価値観が体に染みわたっているのだろう。

この場所では長い時間を過ごしたいそんな誘惑にかられる。しかし南島の上陸は最大でも2時間と厳しく制限されている、そうでもしないと簡単に壊れてしまう環境のようにも思える。その脆い自然に心を惹かれるのかもしれない。

 

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Minamijima5メジロやカツオドリの姿も見る、場違い感のあるチュウダイサギが飛び回ってもいる。これからオーストラリア方面に抜けるのだろうか。ともかく鳥達にはいい休憩地の様だ。

 

 

南島を離れ今度は兄島周辺水域に移動する。イルカの群れ発見準備してくださいの声に従って海に入るとやや下を10頭以上の群れが泳いでいる、すぐ近くを追い抜かれたりもする、見ていると女性の素潜り2人が素早く急降下しイルカを追っていく、かなり慣れているし絵になる、息が良く持つと驚くばかりだ。水中用カメラも一応用意したがバッテリー部分に水が入って使い物にならなかった。次はもっとしっかりしたものを準備しよう、次の機会が作りたくなる。

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船に上がって今見たイルカの群れを船上からイルカウォッチングする。ミナミハンドウイルカだ。海面の動きも面白いがやはり海中で見るほうがはるかに感動的だ。
最後に兄島南側のポイントではシュノーケリングで海に入る。美しい所謂熱帯魚が沢山いるが海底

 

にはところどころにナマコがゴロンとしたりしている。透明度が高い海だ、よく見える。港に戻る際には兄島の上を飛ぶオガサワラノスリまで見てしまう。随分色々なものを見た。

 

昼過ぎに青灯台に戻って解散となる。海と自然を満喫した気分だ。

この日のツアーの有様は 小笠原観光のページにも掲載がある、自分では撮り損ねたイルカの水中写真がいい。

宿のキャベツビーチはこの日の朝チェックアウトしているが、荷物も置け、シャワーも使え、出港時間に合わせて港に送迎もして

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くれる。帰る日はどうなるのだろうと気にしていたが、そういうやり方でどこも動いているようだ。小笠原では悩ましいことは何も起こらない、そういう所に思える。

 

最終日が最も感動的な日となっていい印象で15時半の出航を迎える。船はもう慣れた雰囲気だ、のんびり夕日を楽しんでこの日を終わる。それにしてもレストランの中の喋り声のトーンが往きの船より数倍上がっていてうるさいくらいだ、刺激的な旅をそれぞれに胸にしているようで面白い。

 

 

6日目 帰りの航路

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ひたすら東京竹芝桟橋を目指しておがさわら丸は進む。鳥島は真夜中通過で朝日の後は八丈島、三宅島と進んでいく。コアホウドリでも出てくれないかと海を見ているがミズナギドリが出てくるばかりだ。のんびり眺めているので気が付かないのかもしれない。面白いといえば時折イルカの群れが出てくるくらいだ。
予定より若干早く竹

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芝桟橋について往きと逆コースでテキパキと羽田に到着する、早い。カウンターで予約

 

より2つ前の便に変えてもらって夕食は空弁にしてすぐに乗り込む。いい旅だった。出発前の心配は綺麗に吹き飛んだ、やはり時々こんな旅が必要なようだ。

戻って改めて買い込んでいたガイドブックを次々に読み直してみるとウソのようにすらすらと頭に入る。そうだったのか、と思うところがいくつもあるがとにかく書いてあることに親しみが持てる。また行きたくなる、そういう所の様だ、小笠原は。

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2017年9月18日 (月)

小笠原への旅ーその2

5泊6日の小笠原への旅、続き。

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3日目 硫黄島クルーズ
穏やかな洋上の日の出が美しい。

 

 

朝6時頃から南硫黄島の周回に入る。
朝早くからカツオドリが飛んでいる。南硫黄島の上部は地形性の雲に隠れて見えない。上まで姿を見せることはなか

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なかないらしい。北緯24.2度だ、沖ノ鳥島の次に南にあることになる。南の果てまで来た。島は岩の塊のように見え人を寄せ付けない雰囲気がある。その大きさが分かりにくいが海抜1000m近くあるというから開聞岳の大きさの島ということになる、そんな風には見えない。時々島の中腹のグリーンに沿って白い点のように動く鳥がいる、ガイドをしてくれる人の話ではアカオネッタイチョウであるという。しかしとても赤い尾やくちばしの赤さは判別できない。ちょっと遠いのもあって写真にはついに撮れない。残念だがしょう

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がない。
それにしても絶海の孤島とはこういう眺めかとその拒絶感が心に刺さる。この付近の海洋底は4000mともいわれ、巨大な火山の先端部分を眺めていることになる。フィリピン海プレートの下に太平洋プレートが潜り込んでできた火山列島の先端でもある。いずれにしても地球の息吹そのものがここに印されている。それが直接見える。別の惑星に来た感じさえする。

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胸に来るものが重い。

2周回して次は硫黄島に向かう。海の青さが見たこともない美しさだ、少し明るいが深みがある。南硫黄島を少し離れたというところで前方に航空母艦のような島が見えてくる、硫黄島の様だ。まだ南硫黄島ははっきり見えている、近い。
次第に大きく硫黄島が見えてくる、左端のコブが激戦で有名な摺鉢山で右側は飛行場にぴったりの平坦な土地が開けている。こんな島とは思わなかった。右側の平らなところ

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は海面で浸食され十分削られた後に島が隆起していったということだろう。現在も年間10-30cmの隆起を続けているという。面積は父島をすでに上回るらしい。硫黄の煙や噴出する水蒸気が火山の島であることを示している。
海鳥はやはりカツオドリばかりが目に付く。

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慰霊の花を全員で海に投げる。近くに海上自衛隊のLST輸送艦「くにさき」が停泊している、訓練を行っているようで未だに戦の影を引きずる島だ。

硫黄島1周回の後北硫黄島に向かう。1時間半ほどで北硫黄島の近くに来る。南硫黄島と似ている絶海の孤島だが頂上部の雲が薄く双耳峰が雲間から見える。800m弱の標高で南硫黄島よりやや低い。こちらには古くから人がいた痕

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跡が残っており、明治期には150人くらいが住み着き小学校が設置されたとされる。海岸から少し上がったところに台地がありそこに集落があったらしい。現在は無人島だ。
周回に入るとアカアシカツオドリの幼鳥が目に付く。ここで繁殖しているようだ。島をよく見ると羽上面の白いアカアシカツオドリが点々ととまっているように見える、コロニーがあるようだ。そのうち島の中腹を白く長い尾をひらひら引きずる鳥が飛んでいるのが見える。シラオネッタイチョウだ。こ

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れは面白い形ではっきり見える、綺麗だ。写真にとっては

 

みるが遠くて証拠写真にしかならない、しかしうれしい。少なくとも国内ではここでしか見られないだろう。

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2周回後父島に戻る。帰りの航路でもアカアシカツオドリの

 

成鳥がすぐ近くまで寄ってきたり幼鳥が船の上部のランプ台のところにとまって休んだり、楽しませてくれる。人が住めるような北硫黄島のほうが鳥にとっても居心地がいいのだろうか。

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オナガミズナギドリをみたり驟雨にかかる虹を見たりしながら父島二見港に戻る。この晩から父島2泊だ。宿から迎えの車が来ていて送ってもらうが我々以外はすべて一人旅だ。そんな島なのだろう、どこか都会である東京の島という

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姿をあちこちで感じる。家族連れの旅行者が少ない。一人一人が勝手に楽しむ場所、そんな雰囲気がある、その雰囲気が良くてリピートする人も多いのではなかろうか、そんなことも考えてしまう。都会の島だ。
夕食は丸丈にてアカバのから揚げや島寿司などを食べる。なかなかいい。素泊まりでも2泊くらいなら何とかなるかと思えてくる。
夜は星を見たいが街の明かりが無いところまで歩いていくには様子が解らなすぎる。とりあえずは宿の前の公園で空を見上げてみる。明かりがあっても確かに天の川がうっすらと見える、雲もあって写真はうまく撮れないせいもあるが感動するほどではない。昔スキーツアーテントで見た睨まれるような星空とかオーストラリアの砂漠で見た水平線に落ちる星とか、これまでに見た記憶に残る星空には全くかなわない、そういうものだろう、無理することは無い。

4日目 母島
この日は母島日帰りを計画した。朝7時半出航の母島丸で2時間かけて母島へ行き島内観光をして14時母島発の便で戻る、という予定だ。母島に泊まればゆっくり母島を見れるのだろうが海が荒れると船便は頼りない、昨年の渡嘉敷島が台風で行けなかったことが身に染みていて日帰りを選択した、日帰りなら船が出なくなっても大したことにはならない。

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素泊まりだから朝食を調達する必要があるがこれは事前に近くの弁当屋hitoshiに頼んでおいてこの日の6時半に引き取りに行った。港で切符を買って船の出航を待つ間に弁当朝食をとったがなかなか立派な弁当でおまけに出来立てだから美味しい。小笠原では食べ物は外れのものがなかった。いい島なのだろう。

ははじま丸は野鳥観察ツアーと思しき30名位の団体もいて結構混んでいる。例によってデッキは三脚で占領される。朝からよく元気があるなとほとほと感心する。こちらは船室の椅子席から窓越しに双眼鏡で鳥を

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探しこれはと思うタイミングでデッキに出て隙間から写真を撮る、これを繰り返しているうちにすぐに2時間たって母島に着く。両面黒っぽいミズナギドリ風の飛び方をする鳥がいて、ああこれがアナドリか、と思うが写真はうまくは撮れない。シロハラミズナギドリらしい姿も見るがこれも撮り損ねる。まあ見ただけでいいか、と思いきる。

母島では野鳥も見たいが日帰りではレンタカーも貸し出しを断られ、見ようがないので島内半日観光ツアーでその間に見ればいいか、メグロ位はみれますよ、という問い合わせへの答えで、気楽な観光とした。しかしツアーのガイドはメグロは見れるとも限らない、と頼りない。鳥については詳しく

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ないようだ。
母島の居住区の主なところを回って縦断道路南端まで行く。メジロと小笠原ヒヨドリがいるがメグロは出ない。次には北へ向かって途中のビックベイの展望所のところで展望する。茂みでメジロとは違う声がするのでとりあえず録音しているとそのうちメグロが出てくる。録音機を引っ込めてカメラを構えている内にまた引っ込んでしまって写真にうまく撮れない、でも確かに見れただけでも良しとすべきだろう、それに録音は録れた。

(メグロの鳴き声、2017.9@母島)

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北端の港に行って帰りに東港の堤防のところによるとムナグロとメダイチドリがいる。ムナグロは春の渡りでこのルートを使うとどこかで読んだが、秋でも使うようだ。メダイチドリは予想外でこんなところに。。。と思ってしまう。渡りの中継地として父島母島は大事な場所なのだろう。
走りながらガイドさんが色々話してくれる、母島も独特の植生があるが戦前にまき用に植えたアカギの木の繁殖力が強くて勢力を広げつつあり困っているとの説明があったり、母島の住民は90%以上がよそからの移住者である、かく

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いう自分も熊本出身である、多くは都営住宅に住んでいる、新しい都営住宅も建設された、ともある やはりここは東京だとの思いを新たにする。港も役場も店も郵便局も狭い範囲に集まっていて基本的にはクルマ無で過ごせる生活となりあまりクルマは使わないとか、鍵をかける家は殆どないとか、実際の生活の話が面白い。
ツアーも終わりランチを予約していたルシエルで降ろしてくれる。母島は昼食が厄介だと聞いていたので数週間前に福岡から電話で予約しておいた。ランチといってもカレー位だ。でもおいしいし丁度いい。

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母島はめんどくさくなくて安全なシンプルな生活ができるところがいいのだろう、そんな風に思った。都会ではできない楽な生き方が明らかにできる気がする。ほとんど全員が他所から来たという共通項を持っているのも楽かもしれない。
絶景があるかというとそういうことはない、植生が珍しいとあっても解りにくいというか普通には感動を与えるとはならない。鳥はメグロは珍しいが鳥の種類が多いかというとそんなことはない。自然遺産と肩に力を入れて訪れる島ではなく、心を解き放てるそこがいいような島の気がする。母島の本当の良さは長くいないと解らないかもしれない、そんなことも感じた。

帰りの船も往きと同じように船内の椅子席で大半を過ごす。

戻って夕食は洋食屋のチャーリーブラウンでとる。やはりというべきか、すこぶるおいしい。メカジキが特にいい。素泊まりの宿で店を変えながら色々食べてみるというのもなかなかいい、少なくともおいしい店がたくさんあるように思う。やっぱり東京のリゾートだ。

明日はもう都会に向けて島を離れる、5泊6日でも短い旅だ。

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2017年9月16日 (土)

小笠原への旅ーその1

小笠原を訪れた。小笠原汽船が年一回行うという南硫黄島までの周回クルーズの広告を野鳥の会会報でみつけたのがきっかけといえばそうだ。
ずっと以前から小笠原にとにかく訪れてみたいと思っていた。何故そうだったのかはきちんと表せないが太平洋の只中に他と隔絶して存在するというイメージにともかく惹かれていた。

予約の仕方で後で気が付いたことは色々あるが、船便を電話で予約し、羽田までの航空便を’おともでマイル’で予約し、父島の宿を2泊予約し、その他レンタカーやツアーの予約を進めていった。朝食の予約を弁当屋にしたり母島の昼食を予約したりもした。航空便以外は全て電話予約だ。いつもの旅でのネットでの予約はほとんど効かない。宿はすでに2食付きのところは全て満室でやっとの思いで素泊まりとなるキャベツビーチを予約した。宿をとるのが最もやっかいだった、電話で片っ端に聞いていくほかない。父島観光協会のページに宿の予約状況は出てはいるが空きありとの表示でも電話を掛けるととれるわけでもない。混んでいることは明らかだ。

父島母島のことは当然のごとくよく解っていない、知識が足りない。ガイドブックもとりあえず5冊購入してパラパラ見るが頭にピッと入ってこない。
何しに行くのだろう、時々そんな思いがよぎる、その場所に行くことが出来さえすれば結局はもういいのではないか、そんな風に思いを切り換えて準備を進める。
’鳥くん’のこのコースの海鳥の記録やブログに出ている訪問記なども幾つも眺めてみる、しかし同じだ。兎に角頭に入れておこうとするがうまく入らない、うまく計画できたような気がしない。難しい島なのかもしれない、そんなことも思って出かけることになった。

しかし悩むこともなく勿論旅は素晴らしかった。

やっと戻った。船中3泊父島2泊の旅だ。5泊6日の旅で出発の日と帰港の日以外は何らかのイベントを予定し予定通りに旅は終わった。が、毎日が見たこともないような光景であふれていた。書き残しておきたいことだらけだ。
順にいく。

1日目。5時40分に予約のタクシーで福岡空港へ向かう。いよいよ始まる。荷物を預

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けサンドイッチで簡単な朝食をとる。7時の福岡発のJALで羽田へ移動、予定通り京急に乗り浅草線新橋で降りる。汐留シオサイトの地下通路を右に行ったところのエレベーターを使ってゆりかもめ新橋駅に上がり竹芝桟橋に向かう。事前にいろいろ調べた限りでは羽田から竹芝桟橋へはこのルートが水平垂直歩行距離が最も短く確実に着けるはずだ。竹芝駅でおりて旅客船ターミナルまで階段で降りるはめになったところが想定外だったが大体はうまくいった。最後のところも他の人の様子を見るとサウスタワーの中のエスカレーターが使えるようだった、帰りはそうすることにしよう。
10時少し前に客船ターミナルに到着する。竹芝桟橋の乗り場は人で溢れていた。あちこちで旅行会社が参加者を集合させている。旅行会社がセットしたパックツアーが随分あるようだ、確かにツアーが楽だろう、申し込む時にはこんなにツアーがあるとは全く気が付かなかった。もっと研究して計画すべきだったように思える。

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窓口で乗船引換券を乗船券と交換する。乗船券とともにレシートの様なバーコード付きプリントを渡され船の乗船口で一人一人読み取る格好となっている、航空機の搭乗ゲートインに近いやり方だ、大量の人の乗船記録を確実に残すにはこんな方法に落ち着くのだろう。

 

乗り込むのは船の4階に当たる。予約した特2等の個室風ベッドは5階なのでエレベータを使うがこれが混んでいる。荷物があっても4階から5階位なら階段で上がった方がいいようだ。

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ベッドは特2等では2人ごとに隣とはパネル壁でまた入口はカーテンで仕切られており、プライバシー上安心できる形となっている。上段ベットのペア(例えば左図の1,2)と下段ベッドのペア(例えば左図の3,4)の2形態がありどちらになるかは船会社で割り振っているようだ。今回は往きは上段、硫黄島クルーズと帰りは下段となった。下段の方が階段がない分スペースが使いやすい。


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11時に出航して暫くしてデッキに出ると6階も7階も片側だけに野鳥撮影の巨大なレンズを付けた3脚がずらりと並んでいる。

年配者が殆どで服装も野鳥観察らしいチョッキやズボンや靴のいでたちだ、南国の楽園に向かう船の浮き浮きした気分はどこにもない。それにしてもどうして片舷だけなのかと聞いてみると逆光にならない側を皆好むからだという。兎に角写真を撮ることに注ぎ込んでいる人たちの風景はちょっと異様だ。一等船室の前のデッキもこの光景が展開されるので一等船室のカーテンはぴったり閉じられたままだ。高いお金を払っても窓から景色もみれないとなる、これで一等船室の客から不満が出ないのだろうか。

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この日は多くの時間を 空いている逆光側のデッキで鳥を観たり展望デッキのソファで外を眺めたりしながら過ごした。曇っているので逆光でも見る分にはあまり困らない。東京湾からオオミズナギドリがしばしば現れそれなりに面白い。こんな風に過ごして夕方になる。雲間から海に落ちる夕日は嵐の到来を予感させるが美しい。地球と太陽のシンプルな宇宙的関係を思い起こさせて、言葉少なくただただ見入る。船旅らしい。
夜は星も見えない、揺れが出てくるもひたすら眠る。

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2日目
朝日の上る頃に合わせてデッキに出る。嵐は抜けて進む先には青空が広がっている。
相変わらず時折ミズナギドリが往き過ぎる。尾が黒いオナガミズナギドリが多いようだ。
朝食を終えて展望デッキでのんびりよその人と話してい

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ると目の前をカツオドリの群れが行き過ぎる。急いで船室から双眼鏡やら携帯イスやらカメラやらを持ち出して鳥見の態勢に入る。40羽前後のカツオドリだ。初めて見る、南に来たという雰囲気が出てきた。
船にまつわりつくように飛んでいる、風上側にいるところを見ると風が船に当たってできる上昇風を利用して楽して飛びたいようだ。時折海面にダイブしては魚を採っている。動きが単純でなくて面白い、飽きない。そのうち船ギリギリに飛んでいるカツオドリから何かが飛んでくる、フンのようだ、ポロシャツにかかって汚れがつくが腹も立たない。こんなことももちろん初めてだ。


11時に父島二見港に予定通り着岸、一端下船して大きな荷物を岸壁倉庫に預ける。
兎に角着いた。予想通り晴れて蒸し暑い。ランチにはまだ早いこともあり予定通りレンタカー屋まで歩いていく。18時の乗船案内までレンタカーで島を巡ろうという作戦だ。並んで貸出手続きを待つ、一人でやっているようだ、やはり普通の観光地とは違う。

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少しへこんだところのある軽をやっと借り出してコンビニ風の佐藤商店でランチを仕入れてウエザーステーションに向かう。港から歩いている人もいるようだがこの暑さではきつい。

ここは気象庁の観測場所でアメダス機器があったりゾンデを12時間ごとに放球したりするが高台で眺めがよく観光のポイントでもある。設置してある展望台は洒落ていて勿論屋根もあって日差しを避けてくつろげる。眺めは圧倒的だ、ランチをとるには絶好のポイントといえる。ランチを終えてもこのままずっとここにいたくなるがせっかくだからと周り始める。

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島を右回りに宮之浜に行く。いかにもシュノーケリングに適した浜の風情だ。何組かのグループが訪れて海水浴やシュノーケリングで遊んでいる。のんびり海を楽しむのによさそうなところだ、ミニ・ハナウマベイといった

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感じがする。但しシャワー設備は無く水着でくる必要があるようだ。野鳥も目につき、チュウシャクシギが3羽飛び回っていた。北から渡ってきてここで一冬過ごすのだろうか、或いはもっと南に行くのだろうか。イソヒヨドリはあちこちで見かける。

 

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右周りに周回道路の急な登りを上がって長崎展望台へ向かったがいつのまにか通り過ぎていて代わりに近くの旭平展望台で一休みする。正面の兄島瀬戸の向こうに兄島がありここも十分眺めがいい。
気分よく出発しようとして

 

セルを回すがクウイッと一声という感じだ、如何にもバッテリーがギリギリの回り方でやっとの思いでエンジンがかかる。フル稼働のエアコンときつい登りでバッテリーが上がりかけているように見える。こんなところで止まると携帯も圏外だし非常に厄介なことが起こる。とりあえず次のポイント中央山まではエアコンを切って走ってみる。

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少し休めれば回復するだろうと道脇のスペースに停めて中央山の遊歩道を歩き始める。父島は植生が独特のものがありこの遊歩道では主な植生にネームプレートがつけてあってガイドなしでも一応解るようになっている。ズアカカラスバトの保護地もすぐそばなのでこれにも出会えるかもしれないとの期待もある。他では見ない植物にあふれてはいるが感動するほどでもない、変なトカゲを見つけたがこれがグリーンアノールという小笠原の生態系を荒らしている帰化生物らしい、駆除に躍起になっていると後で知る。同じく駆除のためかノネコ捕獲用の仕掛けが置いてあったりもする。

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維持するのが大変な自然でもあるようだ。一方で遊歩道沿いにはこんな穴で?と思うほどの粗末な防空壕などもあったりして戦争末期の恐怖がどことなく伝わってくる。
複雑な島だ。
クルマに戻ってセルを回すと矢張りかかりが極めて悪い。これは危ないと早いがもう返すべきとの心地で山を降りる、大体見るべきところは観たとの感じもある。扇浦海岸はエンジンを止めずに写真だけ写してレンタカー屋の近くのガソリンスタンドに行く。満タンにしてエンジンをかけると今度は気持ちよくセルが回る、山を下ったんでバッテ

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リーが十分休めたのだろう。レンタカー屋に返すが症状を云ってもエンジンが問題なくかかるのでレンタカー屋も申し訳ないという風情もない。釈然としないところがあるがとにかくレンタカー屋を後にして近くのビジターセンターや世界遺産センターを見て歩き、休憩しながら島の自然を学ぶ。時間が余ったのでちょうどいい感じでもある。前には気持ちのいい浜もある(大村海岸)。
トラブルに会ってもぶつくさ言わずにこんなもんだと受け止めるのが島流なのだろう、緩い時間を楽しむべきなのだろうしそれが出来る島だ。グリーンアノールについてもここで教えてもらう。

船での夕食が遅くなるので港近くの店でサメバーガーを食べたりして空腹をしのいでおく、これも父島名物になっているらしいがどうということもない。17時30分までに荷

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物受けだして19時出航となる。ここでも十分待ち時間があるので近くの、何だろうと思っていたトンネル(大村トンネル)を少し歩いてみたりぶらぶらして時を過ごす。どうも戦時中に防空壕代わり使われていたトンネルらしい。今も大村から清瀬に抜ける歩行用トンネルとして便利に使われている。あれっということがあちこちで目についていかにも旅らしい。

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やっと19時の硫黄島クルーズへの出航を迎える。今度は下ベッドのペアの仕切りで生活空間が少しばかり広い。
船内の様子も解っているのでシャワーを浴びたり必要なものを荷物から出したりテレビを見たりのんびり過ごしレストランが空いたかなというところで食事に行く。テレビにはBSの他船内テレビ番組が5チャンネル位あって船の現在位置地図も出てくる、暇つぶしにはなる、世の中から取り残された感じはあまりなくて、肩に力が入らない気楽さがある。

船旅に次第になじんでくる。なかなかいい。太平洋の只中にいると地球の生の姿に直接対面しているようなのがいいのかもしれない。旅は続く。

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2017年8月30日 (水)

久しぶりにサッカーを観に

久しぶりに地元福岡のJリーグ、アビスパのサッカーを観戦した。相手は水戸ホーリーホックだ。ファンクラブ会員に配られる2枚の切符を今年はまだ使っていなかった、そろそろ使わねばという思いが半分以上あった。今年はここまでスタディアムに足を運んでなかったのには、DAZNでしか中継を見られなくなってDAZNが見れない身としてはサッカーに少し興味が薄れてきたというのがあるような気がする。


JリーグはDAZNで何とか見ようという熱心なファンを固めることはできても、野球のよう

Soccer

な大きな支持を獲得しにくい形にはまっているのではなかろうか、大丈夫だろうか、そんな気がしている。

この日の観客は8000人くらいで普通というべきだろう、増えてきたという感触はない。2連敗後の試合という、今年の順位成績にとって重要な試合と思っていたが昨年見た試合よりもむしろ空席は目立っていた。

試合の方は0-0の引き分けだった。アビスパのエースストライカーが出場停止となって最後のところでゴールに入れきれないイライラがあったが、ボールキープは去年見た時よりもよくなっている感じで、J1に上がれれば去年の様なボロボロの降格は無いだろうと思わせた、確かに前進している。

アウエー席では水戸ホーリーホックの多くないサポーターが精一杯の声援を送っている。遠路はるばる訪れたサポーターにどうしても冷たい扱いをホームのスタディアムはしてしまう仕組みになっているようだ、アウェーのユニフォームを着てのメインスタンドでの応援はお断りします、となっている。遠来のサポーターを温かく迎える観戦にはならないスポーツのようだ、優しくない。
こんな排他的なスポーツは今の時代に取り残されてしまうような気もする。 一方で子供たちの純粋な応援している姿が目に付いて、その中で観戦できる楽しさもある、悪くない。

見終わって駐車場から出ようとすると、譲りあうという雰囲気の全くない殺伐とした我さきの空気にうんざりしてしまう。福岡という街の情けなさが露骨に出ている、いまだに市職員ですら飲酒運転を無くすことのできない情けない街でもある、そうなのだろう。

サッカーをスタディアムに見に行くと、色々なことを考えてしまう、刺激的なところを色々体験する、そんな全体が面白いように思える。また出かけてみよう、そう思っている。

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2017年8月11日 (金)

ショウリョウバッタとお盆

お盆も近いというので例年のようにお墓の掃除に出かけた。歩いても行ける距離だが何しろ暑いし道具や花や持ち物もあるので車で行く。お盆の入りの日を控えてということもあって、墓地には結構な車が入っている。
適当に停めてお墓に近づくといつにもまして植物の茂り方がきつい。雨は少なくて日

Ichijiku

照りが強い方が生き物は生育が盛んなようだ、昔から日照りに不作無しというが本当だ。伸び放題の野ばらやら以前から植えられていたよくわからない小さな灌木が登り段をふさぐほどになっている。有無を言わさずばさばさ切っていくが、あれっと思う木が生えている、イチジクだ、実すらつけている。そういえば春には小さな葉っぱが出ていて何だろうと放っておいた記憶がある、こんなにまで立派な姿になったのか。ちょっとした感動だ。
その他ナンテンの葉も出てきているし、別のよくわからない木の葉も地面から出てきている。これは放っておくのが面白そうだ。
刈込も終わって片づけていると

Syouryoubatta

大ぶりの茶色い昆虫が小さな灌木の上にいる。逃げる風もなく見られてほしい風情でじっとしている。兎に角写真に収める。それにしてもなんだか不思議だ。
帰って調べてみるとショウリョウバッタという名にたどり着く。メスのショウリョウバッタだ。なーんだと思ったがショウリョウの漢字の字を見て少し驚いた、精霊と書く。
亡くなった母の命日は8月だ、お盆に魂が戻る、という説を信じたくなる。
そういえばイチジクの木も以前両親が住んでいた家にあった。

ショウリョウバッタはお盆のころに出現するバッタらしくイチジクの木もたまたま鳥が運んだ種が根付いたのだろう、しかし揃って墓参りの日に墓前に出現するとなにやら意味ありげに思えてくる。あれこれ結び付けてみたくなるのは人の心故のことだろうし、そういう風にして故人を偲ぶのも、人ならではのことなのだろう。

それにしてもお盆には不思議なことが起こる。やっと人並みにお盆を感じることができるようになったというべきなのか、そんなことを考えている。

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2017年7月30日 (日)

観音の滝を見る

毎日のように熱中症の警報がメールで送られてくる。WBGT(Wet Bulb Globe Temperature)という暑さ指数が31を超えると危険と判定され外出は避け涼しい室内で過ごすことが適当とされる

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高度を上げて少しは涼しい山歩きをするにも雷が危ない、ここは瀧見に出かけるのがよかろう、滝なら少しは涼しかろうと、自宅から1時間少しで行ける唐津市七山の観音の滝にランチも兼ねて出かけた。日本の滝百選に選ばれている滝だ。

無料の西九州道を使って思いの外簡単に到達する。ランチは駐車場所にあるそばの店で「冷やしわさび茶そば」というのを食べる、この辺りではもともとワサビが自生していたようだ、とにかくこれがうまい。味100選店の看板もあって、一定の水準以上ということになっているようだが味 わってみても少し凝ったところがあって むべなるかなとの気がする。

滝はここから川底へ下っていくのだが、アマチュアカメラマングループと思しき一団がすぐ前を行く。
こちらは三脚もなく手持ちでスローシャッターを切ったりしているが向こうはケース入りの立派な三脚を立てて時間をかけてフレーミングしたりもしている。

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身なりもきっちり長袖長ズボンとそれなりだ。趣味は何でものめりこまなくては面白くないのかもしれないが、自分としては とんとそんな気にならない、のめりこまない趣味ばかりだ。その方が自由でいいような気がして遊んでばかりいる。

川底におり始めようとすると駐車場所に水遊び姿の親子連れが続々到着する。どこで遊んでいるのかと帰りに気をつけて見ていると滝の上の淵にある自然のスライダーで遊んでいる。滝の落ち口まではややあって安全そうには見えるが何かの拍子で流されれば助かるとは思えない。よくこんな所で遊ぶと思う。しかし涼しそうで手軽で一度やってみるとまた、ということになるのだろう。大人でやる人はいないようだが、いつか大人でもはやってきそうな気もする。この暑さだ。
毎年のような猛暑には耐えるのにも限りがある。

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岩肌もきれいだ。地質を見るとこの辺りは1億年前の白亜紀に凝固した花崗閃緑岩という深成岩でできている。マグマが深いところで冷えて固まった所謂花崗岩の一種というわけだ。目に見える滑々の岩からは水で浸食はされるものの適当に硬くていい石ということかなと思えてくる。耶馬渓では竜門の滝の滝滑りが有名だがあちらは安山岩に苔がついて滑りやすくなっているようだ。安山岩よりこちらの方が石は良さそうだ。

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すぐ南には黒雲母花崗岩の地層があって高級墓石材とされる天山石が産出しているという。大谷石ではないが掘れば売れるものが出てくるというのはいいところなのだろう。
立派な滝があるところは地層が面白い。

肝心の滝は落差45m、途中で少し段になっているようなところがありなかなか姿がいい。いかにも絵になりそうな滝だ。しかし期待していたほどには涼しくない。滝の冷気をまともに浴びる場所で見れるようになっていないからだろう。

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贅沢は言えない。
色々滝を撮ったりしてこの地を後にする。しかし暑い。

逃れようもない暑い夏は、滝見くらいでは許してくれない、観念して、こんなものかと受け止めて味わうほかないようだ。

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2017年7月 3日 (月)

2017年6月の福岡市南区周辺他の野鳥


野鳥の子育てがあちこちで進んでいるようで新市楽池ではバンに新たに4羽のヒナが生まれた。カラスも縄張り争いか大きな群れが鹿介池の周りで争っているようでもある。中公園に出没するカワセミはどうやらペアリングしているようだ。皆忙しい。
手元に残るメモからの観察記録は下記

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2017.6.1-3 am7:00頃 福岡市南区長丘周辺の野鳥 3日合わせて(数は日最大) 中公園:カワセミ1、ツバメ3、カワラヒワ、ムクドリ、シジュウカラ、ウグイス、スズメ、アオサギ1、 新市楽池:マガモ2、スズメ7、ムクドリ、バンヒナ声、ドバト3、鹿介池:ムクドリ5、スズメ8、ツバメ3、ハシブトガラス6、バン1、アオサギ1、シジュウカラ4、ヒヨドリ

2017.6.3 夜 20:00頃  福岡市油山市民の森 アオゲラ?、ウグイス、オオルリ?、キジバト、カワラヒワ、キビタキ、コゲラ、シジュウカラ、ソウシチョウ、ツバメ、ヒヨドリ、ホオジロ、ホトトギス

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2017.6.5 am7:00頃 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:カワセミ2、ツバメ1-2、ムクドリ、シジュウカラ3、ウグイス疑、スズメ、ハシブトガラス、 新市楽池:バン3(1+若2)、マガモ2、アオサギ1、スズメ、ドバト3、鹿介池:バン、ハシブトガラス約50、ムクドリ、スズメ

2017.6.6 am10:00-12:00頃 春日市春日公園の野鳥 ササゴイ1、セグロセキレイ2、ハクセキレイ3、ダイサギ3、ムクドリ、スズメ、バン、ツバメ5、コゲラ、コチドリ、ハシボソガラス3、カワラヒワ、アオサギ2、シジュウカラ2、カワセミ

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1、キジバト2、アオバズク1、マガモ、ヒヨドリ、ドバト、ハシブトガラス、メジロ

2017.6.8 am7:00頃 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:ムクドリ、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ツバメ、ヒヨドリ 新市楽池:ツバメ、

1706aobazk

マガモ5、鹿介池:バン1、ハシブトガラス、ムクドリ、スズメ、メジロ、カワラヒワ2、ヒヨドリ、ハシボソガラス

2017.6.9 am7:00頃 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:ムクドリ、ヒヨドリ,メジロ、ハクセキレイ1 新市楽池:バン3、ツバメ2、マガモ1♀、スズメ 鹿介池:バン、ツバメ、スズメ、ムクドリ

2017.6.12 am7:00頃 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:ムクドリ5、スズメ、ハシブトガラス2、ツバメ1、マガモ3、シジュウカラ、コゲラ  新市楽池:バン2、ハシブトガラス 鹿介池:バン1、ハシブトガラス、ムクドリ、シジュウカラ2、スズメ、カワラヒワ、ヒヨドリ、

1706magamo1

2017.6.13 am7:00頃 4Ac,calm 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:Rサンショウクイ、ムクドリ4、スズメ10、ツバメ1、マガモ1、ハシブトガラス、ハシボソガラス、カワラヒワ声 新市楽池:バン3、鹿介池:バン1、ムクドリ10+、コゲラ1、ツバメ、ヒヨドリ2 大池通ツバメの巣放棄か

2017.6.14 am7:00頃 1Ac,風力1、 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:ムクドリ20、スズメ15、ツバメ1、マガモ2、ハクセキレイ1、カワセミ声、アオサギ1 新市楽池:バン3、カワセミか 鹿介池:バン1、ムクドリ20+、ツバメ、ヒヨドリ、カワラヒワ声、ハシブトガラス、ハシボソガラス

2017.6.15 am7:00頃 1Ac,風力1、 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:カワセミ1、ムクドリ50+、キジバト2、ツバメ1、マガモ2、スズメ、ハクセキレイ2、メジロ声 新市楽池:バン2、ムクドリ2 鹿介池:シジュウカラ4+、ツバメ1、バン声、むくどり、コゲラ2、メジロ声

2017.6.16 am11 東京・昭和島 コアジサシ約200、むくどり20+、ハシブトガラス5+、スズメ

1706koajiss

2017.6.17 am10 皇居東御苑 ヒヨドリ、スズメ、コゲラ、ハシブトガラス
2017.6.18 am10 旧古河庭園 コゲラ、ヒヨドリ、ムクドリ

2017.6.21 am7:00頃 雨、 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:カワセミ2、アオサギ1、マガモ4、メジロ2、カワラヒワ5、キジバト2、スズメ 新市楽池:バン3(親1+若2)

2017.6.22 am7:00頃 曇り8Ac100,calm、 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:カワセミ2、アオサギ1、スズメ、ムクドリ、シジュウカラ2 新市楽池:バン1、シジュウカラ1、キジバト1 鹿介池:ツバメ1、ハシブトガラス、キジバト1、ムクドリ2-3、バン1、メジロ

1706kogera

2017.6.23 am7:00頃 1Ac100,calm、 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:メジロ1、カワセミ1、スズメ、ムクドリ10、ツバメ2、カワラヒワ3、キジバト1、アオサギ1 新市楽池:バン3(親1+若2)、シジュウカラ声、コゲラ声 鹿介池:スズメ5、ハシブトガラス1

2017.6.24 am7:00頃 8Sc020,S 2、 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:ムクドリ12+、スズメ10、キジバト,ヒヨドリ2 新市楽池:ハシボソガラス2、マガモ3、バン声 鹿介池:コゲラ1、ツバメ2、スズメ、バン声,コゲラ穴

2017.6.26 am7:00頃 8Sc020,calm、 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:メジロ1、シジュウカラ1、カワセミ1、ハシボソガラス1、キジバト2、ムクドリ、マガモ4、スズメ、アオサギ1、ツバメ1、ハシブトガラス1 新市楽池:バン1(若1)、ハシボソガラス1 鹿介池:ムクドリ、ヒヨドリ、スズメ、?声

2017.6.27 am7:00頃 8Sc008,calm、 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:アオサギ1、

1706ban5

ヒヨドリ2+、ムクドリ7、スズメ8、シジュウカラ1-2、メジロ1-2、キジバト1、ドバト5 新市楽池:バン3(親1+若1+ヒナ1)、ドバト2、ツバメ4、ムクドリ声 鹿介池:ツバメ1、ムクドリ、ヒヨドリ

2017.6.28 am10:00頃 8Sc010,calm、 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:マガモ2、スズメ30+、ムクドリ10、シジュウカラ2、メジロ1、キジバト1 新市楽池:バン8(親2+若2+ヒナ4)、ヒヨドリ1、ハシボソガラス1、スズメ 鹿介池:スズメ10+

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2017年6月29日 (木)

運河の眺めと蛍と

品川の南で大学時代の運動部の同期会がある予定だったが少し早く着いてしまった。
京浜運河とつながる高浜運河沿いに時間つぶしでぶらぶら歩いてみた。
運河の対岸に巨大な門型のビルがある。こういうビルを見ると近頃はインスタグラム投

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稿に相応しいいかなと思ってしまう。そう思えば躊躇いもなく想う存分に眺められるのがいい。小心者には理由付けがあると何をやるにも気楽にできる。後で調べるとマンションとオフィスの複合ビルのようだ、因みに家賃はとみると2LDKで24.6万円とある。ほとんど埋まっているようなのにも少し驚く。確かに場所も環境もいいが幾ら何でも高い。そういう世の中になってしまったようだ。東京は最早自分には住めない街だ。
でも少しだけ東京という街が羨ましくなる。

 

旅から福岡に戻ってきて翌日蛍を見に行った。
蛍を見るとこの時期ホッとする。宇都宮にいた頃はどこで蛍が見れるのだろうとあっちこっち見に行って結局市内の美術館裏の数頭の蛍を見るばかりが毎年のことだった。
福岡へ移ってくると、あちこちにほたる公園と銘打った場所がある、どうもこっちの方が多そうだ。蛍のポイントとして最も近いところが那珂川町の中ノ島公園と教わって、行ってみると見たこともない蛍の数だった。こんなに手軽に見れるならと毎年必ず訪れている。駐車場が少し離れたところに確保されているのもいい。
映像になんとか収めたいと写真撮影を試しているが大体分かってきた。1枚で撮るなら

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iso3200でf8,5秒が今のところまずまずで、撮った映像を画像処理ソフトで明るさとコントラストを好みに調整すればまあみれる写真になる。たくさんの蛍が翔ぶさまの映像が欲しければ同じ場所同じアングルで何枚か写真を撮って重ねればいい。もちろん多重露光ができればそれがいいがやり方がよく分かってないので後でソフトで重ねるのが簡単だ。
今年は少しは動きの入った写真が撮れた。梅雨どきでも結構遊べる。

 

梅雨も後半戦に入ってきた、大気が連日不安定になっている。雨が殆ど毎日何処かの時間帯で降る。植物がよく伸びる。だからと言う訳でもないが、やっぱり福岡に住むのが丁度いいのかな。そんなふうにも思っている。

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2017年6月23日 (金)

東京のコアジサシ

東京へ出かけることに決まって、大した用というわけでもないのでできるだけ費用を抑えようと安い飛行機便をいくつか探してみたがLCCは思ったほどには安くない。

マイルも片道だけ使うという手もある、これならマイルがすってんてんになるということはあるまいと羽田往復として往きはスカイマークの1万円くらいの切符があったのでこれにして帰りはJALのマイルということにする。これならチープな旅が可能だ。
あまり時間もないがどこかで鳥見をしたいと思っていた。モノレール羽田線といえば途中にコアジサシのコロニーがどこかの工場敷地に形成されているというのを看板で見たことがあったのを思い出して、少し調べてみた。

ネットを手繰っていくと森ケ崎水再生センター東施設の屋上部にコロニーがこの時期形成されるということが分かってきた。更に一時数が少なかったが関係者の努力が奏功したためか2014年頃から増え始めて多分今年もそれなりのコアジサシが飛来しそうだということも分かった。

勿論水再生センターは基本的に外部の人は自由には入れない、外から見ればいいがどこからなら見れるだろうか、調べようとするがこれ以上情報は発見できずとりあえず昭和島駅で降りて京和橋あたりまで歩いて行ってそこから眺めてみようという計画とした。

九州では有明海の三池島にベニアジサシが来ていたがこのところ不調でなかなか姿が見られなくなっている、また以前鬼怒川のコアジサシのコロニーを見たことがあったがその後大雨で川の様子がすっかり変わってコロニーが形成されなくなったこともあり、アジサシのコロニー維持の難しさを感じていた。東京のコアジサシでも見れるものなら見ておきたい。

 

Map

当日予定通りモノレールを昭和島で降りて東口改札口を出る。天気は少々日差しがあるが雨にならなかったのは有り難い。細い通路があって通りに出るのだがその途中まで来ると右手の大きな建物の上からコアジサシの群れが飛び出してくるのが見える。

 

結構近い。暫く眺めているがこの通路を通る人は誰も足を止めようとしない、見慣れた風景なのだろうか。録音したりとりあえずの写真をコンデジで残す。
水面へ飛び込むところも見れるかもしれないと京和橋まで歩いていく。

20170616koajiss0_2


20170616koajisasi8a

海に掛けられた橋だけに橋の中央は結構高くなって水再生センターのコロニーと思しきところとほぼ同高度になる。さすがにコロニーそのものは遠くてよく見えないがそれらしい場所は大体わかる。

 

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コロニーから時折5-10羽位の群れで海面に出て魚を採り始める。よく見るような垂直降下をするコアジサシもまれにはいるが殆どは接線気味に接水して採っているようだ、魚が浮いてきているのだろうか。

20170616koajisasi6a_compd_3

それとも海が汚くてあまりつかりたくないのだろうか、よくわからない。
京和橋を渡って反対側の水際沿いには遊歩道がついていて日陰で見ることができるがこちら側にはムクドリの群れやカラスもいて、コアジサシは寄ってこないので少し遠い。コンデジの望遠ではちょっと苦しくスコープか300mm以上の望遠が要る感じではある。
見ているのが思いの外面白くてあっという間に予定した時間は過ぎる、また昭和島の駅まで群れ飛ぶコアジサシを見ながら戻り、昼食場所と決めていた天王洲アイルまで進む。

こうして少しいい気分になって久し振りの東京の旅は始まった。
見るべきと思うものはなるべく見るように心がけているが、今思い返してみても旅はどういう形であれ刺激的で面白い。

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