2018年7月14日 (土)

日本海周遊クルーズその2

コスタクルーズによる日本海周遊の旅は天気が今ひとつだったもののクルーズ船の旅は初めてで色々思うことがあって、もう少し書き残しておきたい。

Maizuru1

最初の寄港地舞鶴に船が近づくと突然海の色が茶色の領域に突入した、大雨で河川が運んだ濁流の先端がこんな形で海に及んでいるということのようだ。普通では見られないものを見た思いだがちょっと複雑だ。
豪雨のため船が提供する寄港地ツアーはすべて中止とのアナウンスが着港前にあった。舞鶴港ではクルーズセンター近くのレンタカーを予約していたが着岸の少し前に電話で様子を聞くと 天橋立方面は道路状況が難しい、港の周りなら動けるという話だった。豪雨の被害が広がっていて舞鶴にも豪雨の帯が及んでいるようだ。港に設けられた舞鶴の歓迎コーナーでオリックスレンターの窓口はと聞くとすぐ出たところだとある、外に出るとすでに数人が手続きをしている、ツアーがキャンセルになって慌ててレンタカー調達に走っているようだ。ともかく営業店まで送ってもらってレンタカーを受け取る。ここは港でレンタカーを直ぐ借りられるところがいい。金沢や浜田はその辺りができていないように見える。
走り出してすぐ近くのコンビニでまずは傘を買う。船にコンビニがあればと思ってしまう。そういう時代だ。
雨はそこそこの強さではあるが豪雨という降り方でもない、着岸した西舞鶴港から峠

Maizuru2

を越えて東舞鶴港地域にある赤レンガ倉庫を見に行く。駐車場で降りると港の自衛艦艇群がどうしても目に付く。護衛艦なのだろうか現代的な船の上で何かのセレモニーが行われている風にも見える。(後で調べると DDH-181 ヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」だった、いわゆるヘリ空母だ)。他にも所狭しと自衛艦がいて軍事用の艦艇を置いておくには入り組んでいい港になっているようだ。舞鶴は戦前から海軍の街として存立していた

Maizuru3

街のようでもある。今は重要文化財となって観光に公開されている赤レンガ倉庫群も全て旧海軍の建物という。土産物も海軍カレーなどが目を引く、そうはいっても展示には軍事色は殆どない、妙に気を使っているようでもある。
赤レンガパークの駐車場からは結構歩く、こんな雨の日はすぐそばの市役所の駐車場に置けばいいようでもある、多分一度でも来た人はそうするだろう。そのあたりに観光客には来てほしいが日常生活は害されたくないという心情がにじんでいて微妙でちょっと面白い。
一通り博物館も見て少し先の引揚記念館に向かうと雨が強くなってくる。記念館は5km位離れているようでこのまま強い雨が降り続くと往復している間に小さい川が氾濫しそうだ。橋が一つでも通行止めになると帰れなくなる、これはまずいと途中で引き返す。この短い時間の間でも川の水かさは着々と増しており赤レンガ倉庫近くの松島橋あたりでは氾濫までもう余裕がいくらもないのが見てとれる。緊張しながら急いでレンタカー屋に戻り船まで送ってもらう、なんとか戻れて一安心だ。この後夜10時出航予定だったものが翌朝6時半まで出航延期とするとのアナウンスがある、後で聞くと港

Kanazawa1

湾当局の安全上の指示だったという。確かに洪水となれば川から何が流れ込んでくるやもしれず嵐の暗闇での出航はリスクが大きい。
翌日は金沢だが着岸は5時間半遅れとなって素早い観光が必要になる、ここも寄港地ツアーを利用することにして急遽申し込む。何もなければバスと徒歩でゆっくり回る積りだった。未曽有の豪雨でどうしようもないが選択肢が残されているだけましだ。
7-8年前に年末宇都宮から福岡へクルマで移動するときに金沢周りで計画したが出発寸前で豪雪で高速が閉鎖されそうとわかり急遽奈良経由に変更し金沢に行けなかった思い出がある、金沢は鬼

Kanazawa3

門だ。船だから行けるだけでも有難いと思わねばならない気がしている。
13時半に着岸してツアーバスでひがし茶屋と兼六園を巡る、雨は降っているが大したことはない。武家屋敷も見たかったが、2箇所だけになって却ってゆっくり歩けていい感じともいえる。後で調べるとこの日は1万
2千歩くらい歩いており十分過ぎる散策だ。
ひがし茶屋はいわゆる廓の街並みなのだが殆どが芸妓だったことからポジティブに観光地として生き残ったようだ。建物内部を公開しているところがあり入って見るが写真は撮れない。綺麗にこじんまりと纏まっているところが日本の伝統のコアの一つを伝え残しているようではある。

Kanazawa4

兼六園は雨で濡れて美しい。雨でもまたそれなりの美しさをみせてくれるところが素晴らしい。いい庭だ。瓢池のほとりにある夕顔亭で抹茶を頂く。静かな午後の時間が流れる。
船に戻って予定通り18時頃出航し暫くすると船長主催のカクテルパーティーが始まる。ドレスコードはフォーマルの夜で、ネクタイ・ジャッケットとするがスーツの人も結構いる。いかにもクルーズ船らしい。そのままディナーに移ってこの日は終わる。

随分いろんなことが立て続けに起こってくる。のんびりするはずのクルーズの旅でもこうだ、旅らしい、これがいい。次は浜田港だ、旅は続く。

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2018年7月12日 (木)

クルーズ船で日本海を周遊

博多港はクルーズ船の寄港が多くこのところ毎年国内最多を続けていると何かで読んだ。受け入れるばかりでなくのんびりした船旅に出かけるというのにちょっと引かれるところを感じていたが、そんなところへ博多港発着日本海周遊5泊6日のクルーズ船の旅が値下げ!との新聞広告が目に留まりこれこれと早速申し込んだ。安直ではある。最も安い内側船室プランで食事込み5万円を切るというからこれで十分とした、おがさわら丸による南硫黄島を巡る旅に昨秋乗ってみた感じでは昼はデッキにいて船室は夜寝るだけだから窓が無くても不都合なことはあまりないという感触だった。JTB募集ツアーだが船はコスタ・ネオ・ロマンチカというクルーズ船で実態はイタリアのコスタ社が旅のすべてを取り仕切る。乗員には日本語の解る・話せるスタッフもいる、というから乗れば国内航路であれ基本的に外国だ、船内の通貨は全てドルとなるようだ。
舞鶴・浜田・金沢・プサンが寄港地で寄港地ツアーも別料金でいくつか用意される。この他に港湾施設利用料金1.8万円、チップ計67.5ドル、さらに飲み物代があって あれこれあわせると結局一人10万円位はかかることになるようだ。まあそれでもクルーズ船の旅としては十分安い。
出航の日が近くなり天気をチェックすると思わしくない。台風7号は北に去るものの南から暖湿な空気が押し寄せ西日本は内陸部がかなりの大雨になりそうだ、山稜の北側にある寄港地の港は運がよければ曇りで済むという見通しだったが日が迫ってく

Cruise

るにつけどんどん悲観的になってきて、全日程雨という可能性が見えてくる。今更どうしようもできない。
いよいよ乗船当日を迎えると福岡も雨だ。タクシーで博多港クルーズセンターまで向かうがクルーズセンターは車寄せまで屋根があって気が付かずにタクシーに傘を置き忘れてしまった。暫くして最も必要なものを忘れてしまったと落ち込んでしまうが、寄港地ですぐにコンビニ傘を買えばいいと思い直す、山用レインウェアは持参してあるので最悪傘なしでも何とかなるだろう。スーツケースは乗船前にクルーズセンターで預けて部屋まで運んでもらえる。ここらはホテルの感じだ。
船内の支払いは部屋のカードキーに自分のカードを紐付けして全てがカード払いとなる。船で現金を使うということはない。船旅といえば海鳥を見たくなるが屋根付きのところはガラス張りになっていて海面の鳥は見にくい、ランニングデッキでは外の景色が直接見れるが海面から距離もあり鳥見にいい場所でもない、といった塩梅で海鳥を見るにはクルーズ船は適していないようだ。今回はほとんど雨だからのんびりしている時にガラス越しに鳥の姿を追ってみたが全くと言っていいほど見つけることができなかった。
のんびりした時間を過ごす場所を求めて船内を探索してみるとフロア8のグランドバーの窓側のボックス席がゆったりできていいと解りここを愛用する。スケッチをしてみたり海を見ながら船旅らしさを味わう。プールもあるが雨続きで使う気にならない、この航海中泳いでいる人はついに一人も見かけなかった、こんなこともある。

あれと思うことがいくつかある。まずは売店がないことだ。ブランドショップはあっても飲み物やちょっとした日用品や土産物を買える店が船内にはない。自動販売機もない。水はレストランでボトルで買うほかない、勿論サービス料を取られて安くもない。フロア10のブッフェレストランに自由に飲める水があって持参のボトルに入れることはできなくはないが(一度やってみた)、少々抵抗がある。また、共用エリアでトイレが見つかりにくい、基本は部屋のトイレを使うことになっているようで少々不便だ。その他、出航や着岸の時間はキッチリ決まっていてディナーも決められた開始時間に合わせる必要があったり安全訓練があったり何かと時間に縛られる。仕事を離れて緩い時間の生活に慣れていると時間を他人に決められるところが少々嫌だがしょうがない。
一方で乗っているとどうしても世の中の情勢に疎くなる。
船室にテレビはあるが日本語放送はBSアサヒだけで日本語のニュース放送は見ることができない、ニュースとしては英語のユーロニュースを見る他ない。世界のニュースは一応とれるが国内ニュースは非力だ、といっても西日本豪雨のニュースはユーロニュースの2番目(1番目はタイ洞窟少年達)に報じられるようになり世界的大災害の雰囲気が良く伝わってきた。寄港地に近づくとスマホが圏内になってネットのニュースがとれるのでこれで福岡の居住地の被害の有無や国内のことはおよそ知ることになる。今回は勿論豪雨の状況が気になったがその他にもオウム事件死刑囚の死刑執行など驚きのニュースもあった。天気の予測も寄港時にネットで色々調べて翌日のツアーに身構えたりもした。航行中は船内でwifiがお金を払えば使えるが衛星経由で結構高くつくし何故かlineは使えないと、あまり利用する気にならず今回は使わなかった。

娯楽として昼間からちょっとした催し物がずっと用意されていて夜になるとショーやカジノなども賑わうがイタリア船ということもあってバタ臭さがあり遊び方を押してくるところがどうにも合わない気がする。一方で他の客と話したりしているとリピーターが多いのに気付く。こういう雰囲気にはまってしまう人も結構いてそういう人にはいいのだろう。

全体に日本人の乗客の目線から色々なことをしつらえていく ということが行われていないように感じる。しかしネットで見るとこの船はいいほうで他の外国船クルーズではもっととまどうようだ。
クルーズ船で楽しむには船に合わせて外国人の目線で眺める必要があるような気がしている。

乗っていればトラブルもある。寄港地ツアーに3つ出かけたがインターネットで事前予約しておいた浜田港からの世界遺産銀山ツアーがひどかった。インターネットの説明文では出雲大社と石見銀山に行くことになっていたがバスに乗るとガイドはこのツアーは石見銀山だけだ、コスタからはそう言われている、という。ここで言われてもとも思うが何かの間違いが起こったようだ、定員が決まっているはずのツアーなのに補助席を全部使ってやっと乗り切れるほどに満員なのも少々変だ、オーバーブッキングのようでもある。ともかくツアーを終えて戻って船のツアー担当にインターネットの説明文コピーを見せて問いただすとこの説明文は見ていない、申し訳なかったと謝罪が入る。実際のツアーの催行とインターネット募集を別の組織(支社)でやっているようで連絡がうまくいっていなかったようだ。多分ビジネスマネジメント上の問題なのだろう。清算でなにがしかの割引となったがこういう組織で働く人も可哀そうになる。

色々ある。不満も色々あるしそもそも今回は天気が最悪だ、でもいいところも沢山ある。大雨位では一応予定のコースは周れた、もし同じコースを地上で旅していたら道はズタズタ鉄道は不通と苦難の旅となっていただろう、それを思えばこれ位の事は大したことでもない、むしろ船ならではの良さが出た旅だったとも思えてくる、これがクルーズ船なんだ。

博多港に戻れば海霧の向こうから梅雨明けの蒸し暑さが押し寄せている。
とにかく戻った、さて暑い夏をどうやって過ごそうか、今からはそれが問題だ。

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2018年7月 2日 (月)

ベルギー戦、ロストフ・ナ・ドヌの天気

ワールドカップも佳境に入ってきた。
ベルギー戦は日本時間3日午前3時(現地時間2日21時、世界標準時2日18時)キックオフとなる。気になる天気をGSMデータからみてみると キックオフ時は
晴れたり曇ったり気温は23℃位、湿度は50%位で風も弱くいいコンディションとなるようだ。イラン方面からの暑い空気はカスピ海付近とやや東に寄っていてロストフでは前回のヴォルゴグラードのような高温はなさそうだ。

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ロストフ・ナ・ドヌは黒海の北東部の入江の様なアゾフ海に注ぐドン川の河口近くにあって、スタディアムは海の影響もあって涼しいのかもしれない。やや長い名前だが ナ・ドヌとはドン川に面したとの意らしい、もともとは単にロストフと呼ばれた地方で、似たような地名がほかにもあるので ナ・ドヌ が付いたということのようだ。人口は100万少しというから結構大きい都市だ。黒海を経て地中海に抜けられるという交通の要衝のようにみえる。ロシアにも色々な街があって面白そうでもある。
さてどうなるか。

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2018年6月20日 (水)

セネガル戦とポーランド戦の天気

19日のコロンビア戦はとにかく勝ったがすぐ次だ。やはり天気が気になる。

エカテリンブルクでのセネガル戦は25日深夜0時キックオフ(現地時間24日20時、世界標準時24日15時)だ、GSMによる天気見通しは前の予測よりやや良くなって、晴れたり曇ったり、気温は20℃くらい湿度は70%くらい風は北風が3m位吹きそうだが競技場の中はそうでもないかと思われる。ウラル山脈の東側で北緯56.8度と緯度も上がり昨日の
コロンビア戦よりは気温がだいぶ下がる事にはなりそうだ。

その次、28日23時(現地時間17時、世界標準時14時)キックオフのヴォルゴグラードでのポーランド戦で予選H組は決着する(コロンビア―セネガル戦も同時キックオフ)が、今のところヴォルゴグラードのキックオフ時の天気はかなり暑く、晴れで気温38℃くらい、湿度は15%くらい、風は北風が5mくらいとなりそうだ。緯度が48.7度とエカテリンブルクより大分南

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になることもあるがそれにしても暑い。昨日も33℃近くありこれより更に気温が上がりそうということのようだ、湿度が低く砂漠のようでもある。イラン方面からの暑い空気が北に延びてくるようだ。(添付は28日日本時間21時の1500m高度気温分布予想図)。
少し調べるとヴォルゴグラードはヴォルガ川に面した街で(競技場のすぐ東がヴォルガ川)、フルシチョフのスターリン批判があるまではスターリングラードと呼ばれていたという。何だスターリングラードとはここだったのかと思ってしまう。第2次世界大戦でナチスドイツ軍が激戦の末初めて決定的な敗北を喫したことで知られ、これ以降ヒトラーは一直線に破滅に向かうことになる、歴史的な街だ。昨日試合のあったサランスクからは南に600㎞位の位置で、カスピ海の西北とも言ってよく、こんなところまでよくも攻め込んだものだと思ってしまう。戦争の狂気は恐ろしいし、それにしてもロシアは広い。さてどうなるか。

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2018年6月17日 (日)

コロンビア戦とセネガル戦の天気

ワールドカップが始まって夜遅くの試合にひきずられる生活となって何とはなしに寝

Saransk

不足となる。ともかく次の日本戦は6月19日日本時間21時キックオフ(現地時間15時、世界標準時12時)のコロンビア戦@サランスクだ、まずは天気か気になる。GMS全球モデルの予測値を見るとロシア・サランスクのこの日の天気は晴れ、キックオフ時の気温は25℃程度、湿度は40-45%位で風もなくからりとしていい天気となっている。いい季節なのだろう。(添付図は6月19日日本時間21時の上空約1500m(850hp高度)の気温分布予測。サランスクはドイツあたりと似たような気温のようだ)
サランスクはどこかというと東経45.2度北緯54.2度でカスピ海と黒海の中間を北に伸ばしてロンドンより少し北くらいの緯度となる。モスクワからは東南東に600kmあまりで何となく位置が頭に入りにくい。モルドヴァ共和国の首都とあるがウクライナとルーマニアの間に挟まれたモルドバ共和国とは全く別の国だから更にこんがらかる。RとLの発音の差だけでカタカナ表記は苦し紛れの区別になっている(ヴァとバは発音も綴りも原表記では同じ)。ヴォルガ盆地の中の地方の一つということになるがこのヴォルガ河も源流がたった標高225mの丘に発しているという水たまりの様な川なので日本の感覚では随分とわかりにくい、本当に緩やかな起伏なのだろう。色々解りにくいところだ。ロシアは広い。
その次のセネガル戦はエカテリンブルクで日本時間25日深夜0時キックオフ(現地時間24日20時、世界標準時24日15時)だ。エカテリンブルクは東経60.6度北

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緯56.8度と更にサランスクの東北になる。アジアとヨーロッパの境目辺りということらしい。当日の天気は雲が多く気温は20度前後所によっては小雨かという感じが今の予測だ(添付図は当日の地上気圧配置と雨域予測図、エカテリンブルクは西の高気圧と東の細く縦に延びる高気圧の間に入る、はっきりした雨はない見込み)。今朝の気温は8℃位でまだ朝は寒いようだ。実測データは http://www.weathercast.co.uk/world-weather/weather-stations/obsid/28440.html。エカテリンブルクとはよく知らない名前だったがロシアで4番目に大きな街というからロシアのことはまるで解っていないとまた感じる。初めて知ることだらけだ。

ワールドカップは世界を広げる、世界が一つになれることがあるとリアルに感じる、そこがいい。

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2018年5月15日 (火)

離島に行けない

連休に新潟の粟島に春の渡りの野鳥を見に行こうと計画して 福岡‐新潟の航空便を何とか安く予約するとか、瀬波温泉の宿を渡る前に泊まるために1泊分予約するとか村上付近を渡る前に見て回ろうとレンタカーを予約するとか、色々準備した。関東にいたころの鳥の仲間に現地で合流させてもらう手はずでもあり楽しみにしていた。気になるのは天気だった。
15日前から北半球の高層500hp高度分布予想は米国colaのサイトに出てくる、これが普通にネットで手に入る情報として一番早いと思っている。15日前にこれを見ると予定の日程のあたりでトラフ(気圧の谷)が日本海を西から東に走りそうだ。これは荒れるかもしれない、しかし変わりやすい5月の気象では早まったり遅くなったりそれほど厳しくもなくなったり、その通りにならない可能性も十分ある、でも注視しなければならない。そう思ってそれから気象庁の11日予測GSMモデル結果やwindyの欧州気象庁(ECMWF)の予測を追い続けた。特に気になるのは嵐による波だ。

Nami

およそ35km離れた粟島と本土側岩船港の間にはこの時期大型のフェリーが毎日1往復、小型の高速船が毎日3往復している。高速船は1.5mの波高の波で欠航となる、フェリーは3m位までなら運航されるがそれ以上では欠航となる。飛行機便の都合もあり旅行の計画としてはフェリーだけを使うというわけにいかず往きフェリー帰り高速船としていた。予定の日が近くなってきても天気

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の見通しは一向に好転しない。少なくとも往きのフェリーは出そうだが帰りの高速船はかなり怪しい予測となってきた。帰りは低気圧通過後の南風で海面を風が吹き渡る吹送距離は短めにはなるが10mを越える風となり1.5mの波高はオーバーしそうだ。windyのECMWF予測では2m位の波になると出る。予定の高速船に乗れなければせっかく抑えた航空便に乗れなくなる、安い切符でも不可抗力では変更はしてもらえるが次の便は満席で連休が明けるまで新潟に2泊くらいしないと戻れない可能性が高い。これはもう旅行として成り立たない。合流するメンバーとも相談してキャンセルすることにした。航空機の切符が旅割75という安い切符であることもあり日が迫ってのキャンセルは6割くらいキャンセル料をとられる。しょうがない。片道一人分だけマイルを使ったフライトにしていたが取り消し手数料として3000マイルとられた。これもしょうがない。宿やレンタカーもキャンセル料が発生する時期になってのキャンセルだ、いくばくかとられてもしょうがない。新潟で途方に暮れるよりましだ。

暫く落ち込んでいたが、それでも連休は日帰り旅行やどんたく見物などでそれなりに楽しんでいた。
連休も最終日に福岡の北40kmほどのところにある小呂島に鳥を見に行こうという話が前からあって粟島行きとぶつかって不参加としていたが粟島行きがなくなったのでこちらに参加してみようと話に乗って行く気でまた気象と波を調べていた。こちらは高速船が日に2往復で日帰りでは朝行って3時間くらい歩き回った後同じ船で引き返すという計画になり、やはり波高1.5mで欠航となる。天気の見通しは予定の日の夕刻に低気圧接近で荒れてはくるが昼過ぎの帰り便あたりならば何とかなりそうな雰囲気だった。前日になって気象予測データを見ると荒天がやや早めに訪れそうとなってきて際どい。もし帰りが欠航となると島には宿泊施設や食堂はなく かなり厄介なことになる、予想では当日帰れなければ翌日も荒れが続き翌々日になってやっと帰れるということになりそうだ。これはかなりなハイリスクとなって直前で中止と決まった。予約はないのでキャンセル料ということはないが、またかと落ち込んでしまう。

風の吹送距離と波高の関係を示した経験式、Wilsonの公式では40kmの吹送距離では13m/sの風で波高は1.5mを越える。低気圧が通り抜ければ海上で風速13m以上の風はありうる風だ、低気圧が近づくと離島は遊びに行けない。勿論北西風など海側から吹いてくる吹送距離の長い風では8-9mの風でも1.5mの波高となりもっとしばしば欠航は起こりうる。一昨年の沖縄慶良間諸島に波が高くて行けなかった教訓が1年もすれば頭の中から抜けてしまっていたようだ。

離島にはなかなかキッチリ決めては行けない。しかし厳しい自然があってもそれに勝る価値があるから人は住み着く。
魅力的な島ほどリスクがある。思い知るべきだ。

遊び心で離島に行くには思いついたように直前に天気を見て決める、なるだけ日帰りにする、これしかないのかもしれない。また狙ってみよう。

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2018年5月 1日 (火)

2018年4月の福岡市南区周辺の野鳥及び旅先の野鳥


アトリがまだ残って公園に姿を見せた他帰れない様子のホシハジロ♀や、マガモもまだ少数残っていて冬鳥が帰りきらない。一方月後半にはオオルリやキビタキが現れた。ツバメも元気よく飛び回っている。いかにも春らしい。

手元のメモに残された記録は下記の通り:

2018.4.1 12:00 城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 カワセミ1、マガモ4、バン1

2018.4.5 am 北京 天壇公園 オナガ、カササギ、スズメ

Jyobich

2018.4.6 am 北京万里の長城八達嶺 ジョウビタキさえずり1、カササギ

2018.4.12 12:00  福岡市南区長丘周辺の野鳥 鹿助池:コサギ1、バン1、スズメ15、ハシブトガラス1、ドバト2 新市楽池:メジロ1、ドバト 中公園:アトリ6+、ハクセキレイ1、カワラヒワ2-3、ハシブトガラス1

2018.4.13 pm14:00 晴風力2-3 福岡市南区長丘周辺の野鳥 新市楽池:マガモ♀1,バン1、スズメ3-4 鹿助池:ハ

Kawarahiwa

クセキレイ2、カワラヒワ1、スズメ10+、ドバト4、ムクドリ7 中公園:ツバメ2、カワラヒワ1、ハクセキレイ1、(カワセミ?1)

2018.4.15 pm16:00 風力3 福岡市南区長丘周辺の野鳥 新市楽池:マガモ3(♂2♀1),バン2、カワラヒワ1  鹿助池、アオサギ1、ツバメ4-5、バン1、ハシボソガラス1、スズメ5、ムクドリ4  中公園:コゲラ2、ヒヨドリ1、シロハラ1、ハシブトガラス1

2018.4.18 10:30am 城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 バン1、マガモ3(♀2、♂1)、カワウ1、アトリ1、スズメ10、ハクセキレイ1、ドバト6、ハシボソガラス1

2018.4.19 7:00-8:30㏂ 福岡市南公園 リュウキュウサンショウクイ声、キビタキ、シジュウカラ、ヤマガラ声、キジバト、ヒヨドリ、シロハラ、ウグイス声
 

Cyudaisag

2018.4.20 am11:00 快晴風力1-2、 福岡市南区長丘周辺の野鳥 新市楽池:マガモ2(♂1♀1)、鹿助池:チュウダイサギ1、コゲラ声1、ムクドリ2、バン1、スズメ  中公園:カワラヒワまたはアトリ声1、ムクドリ2、シジュウカラ3、キジバト1、ツバメ2

2018.4.23 15:00 曇り風力3-4、 福岡市南区長丘周辺の野鳥 新市楽池:マガモ2(♂1♀1)、バン1、ハシブトガラス15、ドバト2、スズメ10+、鹿助池:チュウダイサギ1、ハシボソガラス2、スズメ、バン声 中公園:マガモ2(♂1♀1)、コゲラ声、スズメ10+、カワラヒワ声、ツバメ4
Tubame
2018.4.25 10:30am曇り 城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 ツバメ8、マガモ4(♂3、♀1)、ホシハジロ♀1、ドバト4、スズメ

2018.4.29 9:30-12:30 福岡市油山市民の森 イカル、ウグイス声、エナガ、オオルリ、カワラヒワ声、キビタキ、コゲラ声、シジュウカラ、ソウシチョウ、ツバメ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ホオジロ、メジロ、ヤマガラ、リュウキュウサンショウクイ、アオサギ1

Kibitk2018

 

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2018年4月 8日 (日)

北京ツアーその1

2月頃、3泊4日食事つき3万5千円という格安の北京ツアーが阪急旅行から出ているのを見つけてこれは安いとつい申し込んでしまった。中国には行ったことがないのがかねてから気になっていた。

申し込んだ後で色々調べたがホテルも普通のデラックスホテルのようだし、往復は中国東方航空だがJALとのコードシェア便となってもいるようでLCC便というわけでもない、普通のツアーのようだ。ちょと中国を覗いてみるには手頃なツアーに見える。

20180406kisyou

出発の日が近づいてくると天気がかなり怪しい。気象庁の全球モデル計算では、帯状高気圧の晴天が長い間続いたののお返しのように北から寒気が急速に下りてくるという予測となっている。4月5日6日が観光の行動日なのだが丁度ここに合わせたように気温は下がるし風も強いと1週間くらい前の予測で出てくる。
近づいてくれば予測も変わるだろうと毎日のように北京や万里の長城の予測データを更新していくが、たいして良くならない。5日は朝のうち北京は雪で1℃くらい、夕方に向かって寒さは少しは緩むが5-7℃くらい、次の日の万里の長城は標高800m位の現地でやはり0度付近、晴れるものの風が10m位吹くという予測だ。4月2日までは北京も初夏の様な暑い日となっていたので本当かいなとは思っていたが出発の4日になると北京の気温は急降下しているのが実測データで解る。どうしようもない、本当のようだ。欧州気象局(ECMWF)の予測もほぼ同じで、着るものをしっかり冬装備にして出かける。
昼過ぎに福岡空港の集合場所に行くと30人位ツアー参加者が集まってくる、思っていたよりずいぶん多い。どうやら人気のツアーらしい。

Flight

中国東方航空の福岡北京便は青島空港で一旦降りるため青島で入国審査を受ける。少し時間がかかるがまあそれも旅らしくていいだろうと乗り込む。福岡から同行の添乗員は居ないので青島が少し不安だがなんとかなるだろう。

機体はエアバス321で座席も普通だ、特に狭いわけでもない。スチワーデスに一人日本語を話す人はいるがあとは日本語は通じない中国人ばかりだ、しかし海外便としては普通だ。青島までの2時間少しの間に軽食も出る、東方航空は食事が良くないとネットにあったがサンドイッチなどと軽食としては普通の感じで飲み物も青島ビールなども無料で飲める、十分だ。機体が青島空港に進入してくると中国の地上の景観が見えてくるが日本では見られない光景だ、規格のきっちりそろったアパート群がずらりと並ぶし空港直近のエリアは矩形に区切った工場群が延々とつづく。統制されている力と平地の多さと人口を感じてしまう。

青島では全員機体を降りて北京まで行く乗客にはGate11Bと書かれた乗り継ぎカー

Noritugi1

ドが渡される(写真右のオレンジのカード)。暫く進むと北京(ぺきん)と声を出している係員がいてその方にわかれて進む。ネットの書き込みでは係員がプラカードを持って誘導とあったがそんなものはない。係員に笑顔もないし恐ろしくぶっきらぼうだ。ここに並べともいわないので勝手に先に歩いていくとどうやら様子が変なので係員のいるあたりに戻り形成されていた列に並ぶ。ここで入国審査となるようだ。丁寧な誘導などは期待しても無理ということのようだ。
入国審査を終わり道なりに2階へ上がり左手のドアを開けると国内線の出発ゲートが見える、道案内はないが思ったより迷いそうでもない。ゲート11Bに至るとどうやら出発が遅れるようだ、北京空港悪天候のため出発が遅れるとボードに手書きの英語で表記してある。

ついに荒れた天気がやってきて、雪になったのだろう、着陸コントロールが混乱しているのだろう。ゲートは暫く開きそうにない。しょうがないとぶらぶらしているがコーヒーでもとコーヒーと看板の出ている店に入ってコーヒーを頼む。持ってきたメニューを見ると一杯60元というから1000円位することになる、これは高いがメニューで見せられるまで価格は解らない、綺麗な店でもなくコーヒーもうまくない、こんなぼったくりコーヒー屋が空港の制限エリアの中に店を出せているというところが中国という国なのだろう。フーンと思ってしまう。怪しい国だ。
予定よりかれこれ1時間くらい遅れてようやく北京に向けて出発した。こんな時には添乗員がいないのはちょっと不安ではある。機内ではまた軽食(チキンハンバーガー)が出て、夕食を食べなくても持ちこたえられるかなという気もする。ツアーのパッケージには初日の夕食だけはついていなかった、ホテルに入ってももう遅いのでレストランは閉まっているだろう。
1時間半くらいで北京空港に着陸する。雪だ。水っぽくてみぞれのようで滑走路には積もってはいない、が、寒い。ボーディングブリッジは無くてタラップの上で慌てて傘を開いてバスに向かう。暫くバスで走ってやっとターミナルビルに着く。広い空港だ。荷物をピックアップすれば審査済みなのでそのまま出れる、出たところで現地ガイドが2人待ち構えていた、とりあえずは安心する。バスに乗り間違えて離れた所へ行ってしまった人がいて全員集合まで暫く待つがこの間に近くのスタバでパンを少し仕入れる、今晩はこれ

Yuki

だけあれば乗り切れるだろう。荒れ模様の北京ツアーはこんな風に始まった。旅らしい不安があるスタートだ。
空港からホテル(フォー ポイント バイ シェラトン 北京 海淀)まではバスで40分くらいかかる、チェックインして部屋に入ると予想以上にいいホテルだ。歯ブラシや髭剃りなどのアメニティもそろっているしスマホのwifiもつながる。しかし検索はgooやbingのサイトがつながるだけで見れるサイトも限られている、中国政府の金盾ファイヤーウオールは強力だ。ともかくこれなら3晩は楽に過ごせそうだ。

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2018年3月29日 (木)

移ろいいく花見

随分と暖かくなった。福岡市では桜は19日に開花した。20日の自分の予想に対しほ

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ぼ予想通りに開いたことになる。満開は昨日か今日かという塩梅だからこれもほぼ予想(27日)通りということになる。
今年は花見に少しは足を延ばそうかとも思ったが気になっていたみやま市平家谷の桜は開花情報がどこにもなくその他これはと思うところも開花のスピードが今年は早いせいか情報がはっきりせず、どうせ見るなら満開とわかったところがいいと太宰府・御笠川沿いの桜を見に行くことにした。ソメイヨシノであれば風情のある並木が散歩するのにちょうどいい。

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都府楼跡の無料駐車場にクルマを置いて歩き始める。
殆ど満開だ。平日ということもあり歩いているのは地元の人ばかりという風情だ。これでもかという桜並木ではないが地元に愛されているという感じが伝わってくる気がする。若くもなくなってくるとこんな所がいい。散歩道をゆったり往復して元に戻る。昼だ。
駐車場の横の都府楼跡の公園で花見をしながらコンビニおにぎりを食べてのんびりする。ここも丁度良い感じ

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で桜と芝生がありお花見として手軽で楽なところだ。
野鳥はヒヨドリやカワラヒワくらいで鳥見するというほどでもない。少し先に目をやると家族連れが小学校の入学記念らしいランドセルを背負った子供の姿を撮影している。こうも桜が早いと入学式では葉桜になってしまう。昔はなぜか入学式と桜の満開が同期していたような記憶がよみがえる。ここ数十年のスパンで見ればやはり気温がじりじり上がっていることは疑いがないようだ。時間のスケールが人間にはゆっくりしているが少しづつ少しづつ花の風景も変わっていっているのだろう。

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帰りにアクロスで予約していた切符を受け取りついでに天神中央公園あたりの桜を見る。川沿いが結構いい。勿論ここも満開だ。今年から市が花見場所を有料予約制にしたことでもちょっとした話題になった。場所取りのブルーシートがなく一応平和な風景だが、それにしても場所割している中に普通の公園ベンチがあってここも予約してないと座れないのだろうかと迷ってしまう。ぶらぶら歩いて気楽に空いているところにちょっと座るということができない。都会の花見は簡単でもない、そうなっていくのだろう。

今年のように帯状高気圧が張り付いて晴れが続くとどこかお花見にもメリハリが無くなるような気がしてくる。細かく開花時期と天気を調べていい日をつないで花見に回

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るという熱意が薄れてくる。
ぜいたくな悩みのようだがお花見の儚さ、それがお花見の面白さの何割かをしめていたのだと改めて気づかされたようで、こんな天気の花見も面白い。
今日は例年のように近くの樋井川べりの桜並木を楽しんだりもした、ここもかなりいい。移ろいゆく時を感じながら、兎に角春は花見に限る。

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2018年3月 8日 (木)

2018年の桜開花予想

庭の梅も散って桜の季節が近づいてきた。
例年のように福岡の開花予想をしてみる。
去年は開花が思いの外遅れた、前の年の秋の高温と開花前の不規則な低温が効いたような気がしている。
今年は昨年秋の高温は異常というほどでもない、一昨年は秋に公園のオオヤマザクラが狂い咲きしたりもするほどだったが昨年の秋はそこまでの事態は無かった。まあ普通の秋だった。この冬は寒かったが一気に暖かくなってきて昨年の様な早春の不規則

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な低温はない。ひとまず補正無の単純計算で温度変換日数法で予測してみる。
今日現在の予測では開花20日満開27日とでた。
平年値が23日だから少し早いということになるが一昨年よりは1日遅い。さてどうなるか。

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