公民館でJazz
ひと月ほど前、見落としていた地域の公民館のお知らせで「ワインの夕べ」と称する生演奏のJazzコンサートが公民館で開かれると知って、慌てて予約したが既に満杯でキャンセル待ちとなってしまった。しょうがないかなとあきらめかけていたころキャンセルが出た予約受けるとの連絡が入って、当日聴きに行
った。歩いて十分行ける距離で気安い。会議室がJazzクラブ風にアレンジされていてテーブルが10個くらい島のように配置されて、オードブルとスパークリングワインが提供される。適当なテーブルに座ってワインを飲みながらJazzを楽しむという趣向だ。演奏は福岡で活躍しているJazzボーカリストのMayumi+ピアノトリオの形でなじみやすい。50年以上前に学生の頃新宿や渋谷のJazz喫茶・クラブの生演奏をかすかに思い出していた、あの頃はもっとすいていた、あまりに空いていて帰るに席を立ちにくいということもあったがとにかく気楽だった。更には60数年前にこの福岡でJazzにはまり始めたころのことを思ってもいた、中学生になったばかりの頃でまだ渡辺通3丁目にRKBのテレビ塔があった時代だ、ModernJazzの新譜を中心にしたレコードコンサートがRKBホールで無料で毎月のように開かれていて自転車で通っていた。コルトレーンのマイフェバリットシングスのソプラノサックスがホールに響き渡った時の驚きと新鮮な感じは今でも蘇ってくる。他にもアートブレイキーの公演が福岡であってそれを聴きにいった記憶もある。この街でJazzに出会った、Jazzに浸りはじめた。高校は関西、大学・仕事は関東、随分時は流れた。
Mayumiのボーカルはのめり込むような濃密なものではないが、この場にあったJazzだ、心地いい。
歳を経てまた福岡に戻って、歩いてJazz生演奏を聴きに行く、こんなめぐりあわせが仕組まれた人生だったのか、そう思ってしまう。なかなか悪くない。













































