雨が続くとカモメの識別のことを考えている
カモメ、特にセグロカモメの近縁種の識別には依然悩んでいて、それがむしろ楽しくもある。
雨が続くのもあって、本やネットで調べて分かりやすいところからとにかく自分なりの識別法を決めていこうとしている。まずはウミネコだ、幾つか識別点はあるがウミネコはとにかく嘴の斑点で見極めるのが一番確実と今は思っている。目つきが鋭いというのもあるがやはりここだ、飛べば尾翼の黒い帯でもわかるがなかなか飛ばない時もある。
次はオオセグロカモメだ。セグロカモメに比べて背中の黒いのが決め手のはずだが光の加減で微妙に感じる時も多々ある、いくつか写真に撮ったり
眺めたりしていると、飛んでいる時の羽の見え方で判断するのが間違いないと解ってくる。表側後縁の白線がくっきりというのと、更に羽の裏側の黒っぽい領域の広さが決定的のようだ(写真)。浮いたりとまったりして羽を折りたたんでいる時は決めつけにくい時もあるというのが正しいように思う。段々わかってくる。
セグロカモメと見られる群れには九州ではその他にモンゴルカモメとタイミルカモメが混じっていることがあるようだ。モンゴルカモメは冬で頭が真っ白なセグロカモメの仲間はその可能性が高いということらしいが翼端の初列風切の外から7枚目(P3)辺りに黒斑があればそれが決め手となるといくつかの記述にある、やはり羽を広げた状態で確認するのが一番のようだ。それにしても初列風切の黒斑とは細かい。
カモメの識別は何でこんなに細かいか、それは欧米で確立された識別技術が元になっているからのようだ。こんなことをゴチャゴチャ言いたがるのはイギリス人ではないかと思ってしまう、余りそのやり口にはまり込まない方が健全かもしれない。セグロカモメの仲間、という位から先はあまり深入りしない方がいいような気が今はしている。
とりあえず技術だけは理解しておくのもいいかと思っているが必携品といわれる「カモメ識別ハンドブック」はどこも品切れだ、仕方がないので図書館から借りだして必要個所をコピーしている。古本は定価の4-5倍のプレミアの値がついていて増刷すれば良さそうだがそうもされず何だか変な世界だ。
ともかく数を見る必要がある。福岡市ではカモメは大濠公園や志賀島で時々見ていたが、少し調べると室見川河口付近が多くていいようにも思える、北へ戻ってしまう前に、天気がいい時に出かけて写真でも撮ってみようかと思っている。それにしても雨が続く。
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