サツマイナモリやツクシショウジョウバカマや
3月も下旬に入って、桜も咲き始め花や蝶も忙しくなってきた。野鳥はまだコマドリがやって来たということもないようでやや小康状態だが、新型コロナの話で家に閉じこもりがちなのは面白くないと、近くの油山を散策してみた。土曜で親子連れが多い。観察センターから周回路を右回りにゆっくり「かぶと虫の森」の先の「子供広場」まで歩いていく。時々シジュウカラやジョウビタキの声はするが鳥の影は少ない。コブシやコザクラが綺麗で心地いいい。上まで行ったところの広場のベンチでのんびりしているとルリビタキのメスが姿を見せる、動きが速くて木の葉に隠れてしまうので写真にはとれないが久しぶりにそのかわいい姿を見た。目がとりわけ大きいような気がする。戻りは森の中の沢沿いに下ってみる。上りに時々使うこのルートを久しぶりに下ったが思いのほか滝が多くて感じがいい。道は往復してみて始めて見えるものが見えてくるような気がしている。花が気になった、白い小さな花が沢山咲いているし、ショウジョウバカマのようで少し違う白い花も咲いている。なかなかいい感じだが名前が判らないのでとりあえずは写真に撮っておく。鳥の方も何か来ているかもしれないと思っていたがまだ夏鳥は着いていないようだ、静かだ。センター付近まで戻るとオオタカらしい鳥が斜め上を飛翔したりヤマガラやシジュウカラが動き回ったり、それなりに野鳥の姿もある。夫婦岩から下る山道を降りていると前を鳥が横切る、カケスのようにみえた。ここではあまりカケスの姿やジェージェーという鳴き声に遭遇しないが、いることは居るようだ。
結構歩き疲れてクルマに戻り家に帰るとすぐに気になっていた花を調べ始める。写真をグーグルの画像検索にかけるがスイカズラばかり出てきてどうにも違う。画像検索は諦めて「油山の花」で検索していくとそれらしい花の写真と名前に行き当たる。小さくて沢山咲いていた花はサツマイナモリ(Ophiorrhiza japonica)のようだ。薩摩稲森と書く。薩摩稲盛ならあの京セラの稲盛さんに関わっていそうだが、全く関係ない。三重県の稲森山に咲いていた江戸時代に名古屋の植木屋に稲森草と名付けられた花に似た花が薩摩にあったのでサツマイナモリという名になったらしい。日本固有種だ。見たことがなかった。ネットでサツマイナモリについて調べていくとこの草のDNAを調べることによって沖縄と台湾の生物の分断とつながりを解析したという論文のアブストラクトに行き当たる。そんなことがDNAから解るのだろうか。生物系統地理学という学問の丁度いいサンプルとしてこの草が選ばれたらしい。また新しいことに出会った思いだ。
もう一つのショウジョウバカマに似た花もツクシショウジョウバカマ(Heloniopsis orientalis var. breviscapa)と解る。こちらも日本固有種だ。清楚で普通のショウジョウバカマより美しい。九州のショウジョウバカマは殆んどがこれらしい、初めて知った。
結構歩き疲れてクルマに戻り家に帰るとすぐに気になっていた花を調べ始める。写真をグーグルの画像検索にかけるがスイカズラばかり出てきてどうにも違う。画像検索は諦めて「油山の花」で検索していくとそれらしい花の写真と名前に行き当たる。小さくて沢山咲いていた花はサツマイナモリ(Ophiorrhiza japonica)のようだ。薩摩稲森と書く。薩摩稲盛ならあの京セラの稲盛さんに関わっていそうだが、全く関係ない。三重県の稲森山に咲いていた江戸時代に名古屋の植木屋に稲森草と名付けられた花に似た花が薩摩にあったのでサツマイナモリという名になったらしい。日本固有種だ。見たことがなかった。ネットでサツマイナモリについて調べていくとこの草のDNAを調べることによって沖縄と台湾の生物の分断とつながりを解析したという論文のアブストラクトに行き当たる。そんなことがDNAから解るのだろうか。生物系統地理学という学問の丁度いいサンプルとしてこの草が選ばれたらしい。また新しいことに出会った思いだ。もう一つのショウジョウバカマに似た花もツクシショウジョウバカマ(Heloniopsis orientalis var. breviscapa)と解る。こちらも日本固有種だ。清楚で普通のショウジョウバカマより美しい。九州のショウジョウバカマは殆んどがこれらしい、初めて知った。
毎日新しい知識に出会う。いつまでこんな毎日が送れるか解らない、しかし兎に角楽しい。
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