P900に照準器を着ける
このところ写真を撮るのはNikonP900ばかりを使っている。コンデジながら鳥を撮るには欠かせない大望遠の能力を持っているからだが、(高価な)大口径レンズの望遠をつけた一眼レフカメラに比べてどうしても力不足のところを感じるのはどうしようもない。特に飛んでいる鳥を撮るのが難しいと感じている。望遠で動いているものを追い続けて撮るには、少しでも広い視野と素速いピント合わせ能力が必要になる。その両方に弱いところがある。ピント合わせ能力の方は置きピンにするといったやり方で対応できなくもない気もするか、飛んでいる鳥を追いかけるにはファインダーの視野が狭すぎる、解決には照準器をつけるしかないかとは思っていたがどうやればいいのかわからず手が出せないでいた。最近コロナもあって時間も沢山あるので落ち着いてネットで探していたら、エアガン用の照準器をいろいろ工夫してp900に取り付けている例がいくつか見つかった。年金生活ではあまり費用は出したくないと調べていくと3000円くらいでも手作りで取り付けられそうな事が分かりやってみることにした。
照準器は2400円位のものがあったので(Sutekusマルチドット照準器)これをアマゾンで発注すると翌日には届いた。取り付け用の穴あきバンド金具や蝶ネジセット、小木片、折り曲げに使う格安ラジオペンチ等を翌日にホームセンターで調達するが、訪れたホームセンターはたまたまソフトバンク優勝セールで全品10%引きとなって、その上支払いはマイナポイント紐付けのpaypayとしたので随分に出費が抑えられた形となっ
た。
準備した工具は、ラジオペンチ2本、電動ドリル、ドライバー、金ノコ、ノコギリ、小刀、ヤスリ 、シャコ万、で2本目のラジオペンチ以外は自宅にあったものだ。とにかく取り掛かる。
まずは照準器の台座となる木片の加工から始める。照準器の台座には通常レールが用いられるがそれに代わるものを木片で作る。木片の両側にV字の溝を掘る必要があり小さいだけにちょっと厄介だが木片をシャコ万で掴んで加工すると何とかやれた。木片にドリルで穴を開け小刀で皿をとって蝶ネジを取り付ける。この蝶ネジをレンズ筒の先に巻き付けた穴あき金具につけるのだが、ここで手違いあり、穴あきバンドの穴径が蝶ネジのボルト径よりわずかに小さいとわかり、止むなくドリルで穴を拡げる。金属穴加工だからちょっと厄介なこと
となったがここでも抑えにシャコ万が活躍し、時間が少々かかったが何とか乗り切った。兎に角組み立てられる状態となり取り付けてみる。何とか形になりそうだ。穴あきバンド金具の余分な長さを金ノコで切り落としヤスリで最低限丸めて出来上がりとなる。金属加工は何にせよ手がかかりちょっと疲れた。
3脚を使って遠くに狙いをつけ照準器のレチクルとカメラのファインダーの中心が合うように調整する。金具の剛性もあり完全一致とはなかなか行かないが大体は合わせられた。
試しに鳥を撮ってみる。レチクルだけを見てシャッターを下ろすとピントが合わない写真ばかりが撮れたりする。右目ファインダー、左目レチクルと両方を見る形で、左目で鳥を追いかけ、撮る瞬間は右目も開けてピントや構図を確かめつつシャッターを押す、これでいくしかないようだ。でもまだなかなか慣れない。カワセミの飛び込みはとても追いきれない。
しかし飛んでいるものを追っかけてみようという気になるのは確かだ、とにかく追える。
半日のやっつけ仕事にしてはしばらく遊べそうだ。
(下添付は鳥写真の試し撮り、飛び込んだカワセミが水から上がるところーーピントがとても間に合わない、ヒヨドリの飛翔ーー何とか撮れる)
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