宇宙的幸運
月周回ミッションの米宇宙船が久しぶりに飛んだせいでもないが、このところ命の宇宙での貴重さを考えることが多くなっている。真空の極端な環境の宇宙で奇跡の星地球に生命が生まれ発達している事実の途方もない重み、人類のような高等生物にまで至った本当に奇跡のような現実を思い知る日々を改めて送っている。
現在の知見では、太陽系を離れて最も近い生命が存在するかもしれない天体は恒星プロキシマ・ケンタウリの惑星プロキシ
マ・ケンタウリbで地球から4.24光年離れているとされているようだ。1光年は9.46兆kmなのでこれは40.1兆kmの彼方にある、ということになる。日常的な感覚では無限のかなたにあるとしか言いようがない。
言い換えれば40兆kmという途方もない空間には太陽系以外生命が存在しない恐ろしい空間が続いているということになる。太陽系の地球以外の惑星にも生命の痕跡がもしかしたらあるかもしれないが例えそうでも現在は地球のように生命であふれている天体でないことは明らかなようだ。人類の孤独というものはどうしようもないものと思えてしまう、こんな高等生物が地球に出現しえたというのは、日常的感覚からでなくとも奇跡としか言いようがない。
一人ひとり人がこの宇宙に生きている貴重さは例えようもない、改めて思う。ここまで生きてきていいこともちょっと嫌なことも色々なことがあった、でもこの星にこの時代に生きてこられた途方もない幸運を、宇宙的幸運を感じざるを得ない。
でも、結局自分自身が地球を飛び出して宇宙に出ることはできなかったな、もっともっと強くそう思い続けねばならなかったのだろうな、そんなことが頭を巡る日々が過ぎてもいく。
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