2026年3月の俳句・短歌・579句
ほぼ毎日1句づつ書いている俳句・短歌・579の句の2026年3月分です。読み返すと飛び去った日々がよみがえる思いがします。
俳句
雨なれば花見散歩の心地よさ
ダイサギの青き目先に春の風
いつならば今年の花見かなうかな
北帰行池に寂しさ残しおり
ボケの花雲の流れが速すぎる
春来たり今年の花見はどこででも
桜咲くミネストローネ鮭切身
藪ツグミウグイス真似のぐぜり鳴き
ダイサギも名残惜しそう緩やかに
ハナモモの盛りとなりぬ花曇り
寂しげに飛び回る春シジュウカラ
カワラヒワ渡り鳥去りて我が天下
レンギョウのしぶとく咲きて春ひたる
花開く几帳面なりヒヤシンス
モクレンの空を覆いて咲きにけり
鳥春にカイツブリにも夏の羽根
ふとみれば柊南天そっと咲き
梅散りて鳥は北へと子作りに
ヒヨドリの静かになりて来る春
ムスカリの青き花咲き新たな春が
シジュウカラ集まれ鳴きで春めきぬ
眠い春寝不足ばかりひもすがら
ストックは夏以外花というべき
鳥かえりヒマラヤの花庭に咲く
カモたちはそれぞれに構ゆ北帰行
花紛れ密かに開くオキザリス
短歌
ウイークデイ雨の花見の人まばら規制がどこか空しく見えて
テレビよりNet配信見てしまうさて新しき時代になりぬ
花すくなスケジュール花見やはり無理そこが花見のいいところかな
残るのはあと10年と少しかな何もできずに過ぎていくかも
ぼけてくる自分の座標調べだす もう時間ない何もわからず
満開のさくら眺めつ追いつけず季節あまりに足が速くて
春の雨天から落ちるやわらかさ命のもとを与えるように
桃の香は漂いもせず多賀神社数は多けど小ぶりモモノキ
おだやかな海を漂うように生くこれで悔いないそういいきかせ
ひもすがら料理つくりで過ごしけり生きてることの素晴らしきかな
庭の木に命のきずな見えてくるそろそろ命も消えつつあるな
ひさしぶりLoveSupreme浸ったりつかの間の解放感それがよくて
一日は介護の話ですぐ終わるあしたもこれがつづくばかり
負けたれどWBCそれもよしあのベネズエラつぶしたくない
桃の木を探し求めてさまよえりもう花桃は過ぎたと冷たき
いそがしく動き回りて春らしいカイツブリも夏羽になる
何だか物足りない時が逃げていく追いかけもせず眺め続くか
大宰府のうめもみごろは過ぎ行きて梅が枝餅の季節なりけり
春が来た寒さ残れど春が来たコガモは帰る準備ばかりに
胃が重く食べすぎ続き逃げ場なしもっと気楽に生きなければな
読んでみた芥川賞今度のは新しいけど面白くない
春の雨しみわたるよう降りてくる水鳥の毛にはじかれつつも
新しきipadと今格闘中セキュリティから面倒増える
鳥たちの居なくなった森寂しくてヒヨドリさえも懐かしく思う
面倒をみきれなくなる自分あり悩みながらこのままいくのか
AIと議論やり取り時間取る簡単には折伏されない
579の句
人混みの無きもわびしき花見の雨散歩
春の雨しみる雨音柔らかく伝わり
鳥もこず花の話題ですぎゆく3月
マガモ雄2羽で旅立つうらやましさもあり
叫びという芥川賞読んでわかるものでもないな
身をゆだね忙しき春に流されていきけり
雨落ちる何もできずに春は気ぜわしくて
ホーホケキョかすかな声とツグミ茂みの中
かの地では夏のようなりサンフランシスコ
ダイサギもまだ残りけり小さきため池に
アメリカのはなをあかせしベネズエラよくやった
こんな日はこれこれと言ってビーフストロガノフ
頭上よりピーひょろろトビ来る春らし
通販で次々に買うそんな気の日もあり
ブラームス素晴らしきかなピアノ曲奥深し
このところ話すは家内社会と切れてるな
レンジャクの姿みられず季節は足早に
食べきれぬ食事の連鎖残り物処分な
見てしまうWBC勝つ姿ネトフリ
ipad新たにしたがまだ慣れぬ春の日
春夕べまた作りたりビーフストロガノフ
どこでみる介護認定わかりづらいのがね
眠れない夜はひたひた覆いつくすように
春が来る波打つように春また押し寄せる
3月がそれらしく明け今日から春本番



